【仙台市】注文住宅で選ぶべきハウスメーカー5社!強風・寒暖差に強い家づくり

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【仙台市】注文住宅で選ぶべきハウスメーカー5社!強風・寒暖差に強い家づくり

マイホームを建てるなら、住む地域の気候や風土を熟知したハウスメーカー選びが重要です。特に仙台市は、太平洋からの強い風や独特の気候条件があり、適した住宅設計が求められます。

ここでは、仙台市のおすすめハウスメーカー5社を紹介します。注文住宅で後悔しないためにも、坪単価や性能、特徴などを確認しておきましょう。

仙台市で選ばれるおすすめのハウスメーカー5選

仙台市内で注文住宅を建てるには、全国的な知名度だけでなく、東北地方の気象条件に精通したハウスメーカーを選ぶことが大切です。以下の5社は、仙台市での豊富な施工実績と高い顧客満足度を誇るハウスメーカーです。

メーカー名 特徴 坪単価 ZEH 耐震性能
杜ハウス(杜設計) 地元密着で自然素材を使った木の家が人気 70〜90万円
(一部対応)
耐震等級2〜3相当
東北ミサワホーム 独自の大収納空間「蔵」が好評 60〜150万円 耐震等級3
(木質パネル接着工法)
積水ハウス 仙台支店 大手ならではの提案力。安心感が高い 60〜150万円 耐震等級3+制震構造
アイダ設計 ローコストで自由設計に挑戦できる 35〜67万円
(一部対応)
耐震等級2〜3
アイ工務店 中堅ながら高性能・高コスパで急成長中 65〜92万円 耐震等級3
(プレウォール工法)

ここでは、仙台市内で高い評価を得ているおすすめのハウスメーカー5社を、性能や価格帯、特徴ごとに比較しながらご解説します。

杜ハウス

おすすめポイント

  • 仙台市に特化した設計力とアフターサポート
  • 自然素材や無垢材を活かした健康的な家づくり
  • 3建築士が最初から最後まで一貫して担当

「杜ハウス」は、宮城・仙台エリアに根ざした設計力と、家族目線の住まいづくりに定評のあるハウスメーカーです。ハウスメーカー出身者たちが立ち上げた次世代型の住宅プロジェクトで、高いデザイン性と適正価格を両立させることを目指しています。

また、地域密着の建築士事務所が母体となっているため、大手にはないきめ細やかな提案力と、土地・気候に合わせた家づくりが特長です。

会社名 株式会社 杜設計
注文住宅ブランド 杜ハウス(オリジナル)
坪単価 70〜90万円
ZEH対応 〇(プラン対応可)
耐震性能 耐震等級3相当(設計により変動)
特徴 自然素材、地域密着、建築士と直接打ち合わせ可能、オーダーメイド設計対応

杜ハウスでは、建築士と直接やりとりができるため「土地の形状に合わせて窓の位置を変える」「風の通り道を考慮した間取りにする」など設計の自由度が高いのもポイントです。居心地の良い場所づくりを大切にしながら、おしゃれで機能的、そして何より快適な空間を提案してくれます。

仙台の気候特性を活かした家づくりで、地域に根差したきめ細やかなサポートが受けられるので、多くの施主から支持されています。

東北ミサワホーム 宮城支店

おすすめポイント

  • 仙高気密・高断熱で冷暖房効率が良い
  • 「蔵のある家」で空間を最大限に有効活用
  • 地震に強く、制震装置MGEOでさらに安心

東北ミサワホームは、「蔵のある家」でおなじみの全国展開する大手ハウスメーカー「ミサワホーム」のグループ企業です。

東北に根ざした企業体制で事業を展開しており、宮城県・仙台市の気候に合わせた設計提案と、収納力と空間活用のバランスに優れた住まいが特徴です。

会社名 東北ミサワホーム株式会社 宮城支店
注文住宅ブランド CENTURY(センチュリー)、SMART STYLE(スマートスタイル)ほか
坪単価 約60〜150万円
ZEH対応 〇(ZEHビルダー登録あり)
耐震性能 耐震等級3相当(制震装置MGEO搭載可)
特徴 「蔵のある家」、高断熱・高耐震、空間設計の自由度が高い、長期優良住宅仕様

東北ミサワホームの大きな強みは、厳しい気象条件に対応する高い技術力です。

同社は南極昭和基地の建物開発にも携わった断熱技術を住宅に応用し、独自の「木質パネル接着工法」で高い断熱性能と気密性を実現しています。ZEH基準を標準で満たす住宅を提供するため一年中快適に過ごせます

特に人気の高い「蔵のある家」は、床下や屋根裏を活かした大容量収納が魅力です。一般的な住宅の収納面積率が約10%なのに対し、「蔵のある家」では約30%の収納スペースを確保できます。そのため、仙台市のように季節物や防災用品の収納が必要な地域にぴったりの設計となっています。

積水ハウス 仙台支店

おすすめポイント

  • 外観・内装・間取りの自由度が高い「邸別自由設計」
  • 高性能外壁と全館空調で1年中快適な室内環境
  • 長期優良住宅・ZEH対応で省エネ性能も一貫して担当

全国トップクラスの施工実績を誇る積水ハウス株式会社は、仙台市でも多くの実績を持つハウスメーカーです。「邸別自由設計」により、家族ごとの理想に寄り添った住まいを提案しています。地域密着の営業体制と、技術力の高さが特徴です。

会社名 積水ハウス株式会社 仙台支店
注文住宅ブランド IS ROY+E(イズ・ロイエ)、Shawood(シャーウッド)など
坪単価 60〜150万円
ZEH対応 〇(ZEHビルダー登録あり)
耐震性能 耐震等級3(構造計算に基づく設計)、制震構造(シーカス搭載)
特徴 ダインコンクリート外壁(高耐久・高断熱)、邸別自由設計、全館空調対応

積水ハウスは、仙台市の気候・風土に合わせて断熱・耐震・耐風の各要素を高次元で融合した住宅を提供しています。例えば、外壁材の「ダインコンクリート」は高断熱かつ耐風・耐火性能にも優れており、風の強い仙台でも安心です。

また、全館空調システムは、冬の底冷えや夏の湿気を快適にコントロールし、健康的な空気環境を維持します。特に耐震性においては、独自の制震構造システム「シーカス」を採用し、地震動エネルギーを熱エネルギーに変換することで建物の揺れを約1/2に低減します。震度7クラスの大地震でも建物の変形を抑え、内外装の損傷を最小限に抑える技術が評価されています。

アイダ設計

おすすめポイント

  • コストを抑えつつ、ZEHや長期優良住宅に対応できる性能
  • シンプルかつ実用性重視のプラン設計が豊富
  • 地元仙台に店舗があり、土地探しからサポートも可能

「正直価格」で知られるアイダ設計は、全国展開しているローコスト系のハウスメーカーです。

「自社プレカット工場での木材加工」「有名メーカーの設備の一括大量仕入れ」「設計から施工までの自社一貫体制」といった工夫で、価格を抑えながらも高性能な住宅の提供を実現しています。

仙台市でも支店を展開しており、地元に寄り添う家づくりにも対応しています。

会社名 株式会社アイダ設計
注文住宅ブランド ブラーボシリーズ(スタンダード、コンフォートなど)
坪単価 35〜67万円
ZEH対応 〇(一部プラン対応)
耐震性能 耐震等級3(標準対応)
特徴 ローコスト・高気密・高断熱・長期優良住宅にも対応可

アイダ設計の注文住宅は、断熱性能や耐震性能の高さが特長で、仙台のように四季の変化があるエリアでも快適に過ごせます。ブラーボシリーズでは、高性能な断熱材を採用しており、冬の冷え込みにも強い仕様となっています。

特にZEH対応住宅「ブラーボゼネクト」は、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で特別優秀賞を受賞するなど、環境性能の高さも評価されています

耐震性にも配慮されており、耐震等級3を標準仕様としているプランが多く、地震リスクへの備えも万全です。「BRAVO」シリーズは震度7クラスの地震にも耐える構造設計となっており、安全性の高い住まいを実現しています。

アイ工務店 仙台支店

おすすめポイント

  • 間取りの自由度が高い
  • 耐震・断熱・省エネ性能をバランス良く兼ね備えている
  • 仙台支店で地域密着のサポート体制がある

自由設計と高品質を両立しながら、手の届く価格帯を実現しているのがアイ工務店です。全国的に急成長を遂げている住宅メーカーでありながら、顧客一人ひとりに寄り添った丁寧なプラン提案が高く評価されています。仙台市にも支店を構えており、東北地方の気候や風土に配慮した住宅設計が可能です。

会社名 株式会社アイ工務店
注文住宅ブランド i-Prime7、i-Smileなど
坪単価 65〜92万円
ZEH対応 〇(ZEHビルダー登録あり)
耐震性能 耐震等級3(標準対応)+制震装置オプションあり
特徴 高断熱+制震構造、収納の多い間取り提案、自由設計

仙台市のような寒暖差がある地域でも快適に暮らせるよう、高断熱仕様を標準で備えています。ZEH基準を満たす性能を持ち、光熱費の削減にも効果的です。また、耐震等級3を確保しながら、独自の制震装置オプションも選べるなど、地震への備えも万全です。

生活動線を意識した収納の多さや、将来のライフスタイルの変化に対応できる柔軟な間取り提案に強みがあります。

仙台市の地形・気候に適した注文住宅とは?

地形や気象条件に適した住宅の構造や素材選びが、快適性、さらには維持費にまで大きな影響を与えます。そのため、仙台市で注文住宅を建てるなら、地域特性に合った住まいづくりが大切です。

ここでは仙台市の地形や気候に適した注文住宅について以下の点に焦点を当てて解説します。

風に強い住宅構造

仙台市は「風の街」とも称されるほど、年間を通じて風が強い地域です。特に春先から初夏にかけては、秒速10mを超える強風が観測されることも珍しくありません。実際、仙台市の気象データを見ると、平均風速が全国平均より高い傾向にあります。

風の強い地域で注文住宅を建てる場合、風圧への対策を怠ると突風による屋根材や外壁材の飛散、窓ガラスの破損やサッシの歪みなどが発生するリスクが生じます。

そのため、仙台市での注文住宅では、耐風等級の高い設計が推奨されます。日本の住宅性能表示制度では、耐風等級は「等級1〜2」の2段階で評価されますが、風の影響を受けやすい仙台では等級2を取得した設計が理想的です。

屋根形状は切妻屋根や寄棟屋根が理想的

屋根の形状も風の受けやすさに大きく影響します。切妻屋根は風を左右に受け流すシンプルな構造であり、寄棟屋根は四方向に傾斜をつけて風圧を分散させる特性があります。

対して片流れ屋根やフラット屋根は強風に弱いため、採用する場合は構造補強や素材選定に特別な注意が必要です。

高耐久の外壁・屋根材の使用

高耐久の外壁・屋根材の使用も重要です。軽量で耐久性に優れたガルバリウム鋼板や、耐風圧性のある窯業系サイディングは、強風の影響を受けにくい素材として適しています。

サッシ・ガラスの強化

風圧で最も影響を受けやすい開口部(窓や玄関ドア)には、防風仕様のサッシフレームや飛散防止フィルムを貼った複層ガラス、さらにはシャッターや雨戸の設置が効果的です。

注文住宅では設計の自由度が高い反面、風圧への配慮を忘れた設計になってしまうこともあります。そのため、地域の気候に精通したハウスメーカーを選ぶことが重要です。

冬の冷えと夏の暑さを快適に過ごす断熱・省エネ設計

仙台市は東北地方に位置するものの、太平洋側の気候のため真冬日(最高気温が0℃未満の日)が少なく、また夏は比較的涼しく過ごせる地域です。ただし、一日の寒暖差や季節ごとの気温差は大きく、快適な住まいづくりには断熱性能と省エネ性が必要です。

冬の仙台市では最低気温が氷点下に達する日が多く、暖房を使わない生活は現実的ではありません。断熱性の低い住宅では、暖房効率が悪くなり、次のような不便を感じやすくなります。

  • エアコン稼働時の部屋の暖まりにくさ
  • 窓際が冷たくて不快
  • 暖房費がかさんで光熱費が高騰
  • 結露の発生やカビによる健康被害

また、夏は猛暑日が少ないとはいえ、近年は気候変動の影響で30℃を超える日も多いです。断熱性が高い家は、外からの熱を遮断し冷房効率も高まるため、オールシーズン快適に過ごせます。

仙台市で注文住宅を建てる場合、以下のような技術や仕様を満たすことで冷暖房に頼りすぎない快適な暮らしができます。

高性能断熱材の使用

断熱材の性能は、熱伝導率と厚みに左右されます。高性能グラスウールや吹き付けウレタン、真空断熱材などが代表的です。天井・壁・床の断熱施工を丁寧に行うことで、外気の影響を受けにくい室内環境を保てます。

トリプルガラス・Low-E複層ガラス

窓からの熱の出入りを防ぐために、Low-E複層ガラスやトリプルガラスサッシを採用する住宅が増えています。断熱と遮熱の両方に優れ、冷暖房効率を高める効果があります。

換気と断熱のバランスが取れた設計

省エネ設計で忘れてはならないのが第1種熱交換換気システムの存在です。外気を取り入れながら、室内の温度を保つ仕組みで、特に冬の室温を安定させるのに有効です。

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の採用

近年注目されているのがZEH(ゼッチ)住宅です。これは、断熱性を高め、省エネ設備を使い、さらに太陽光発電などの創エネによって年間のエネルギー消費を実質ゼロにする住宅のことです。

仙台市でもZEH仕様の注文住宅を選ぶ方が増えており、次のようなメリットがあります。

  • 光熱費の大幅な削減
  • 冷暖房の快適性アップ
  • 将来的な電気料金の高騰にも安心
  • 補助金や減税制度の対象になることもある

断熱・省エネ性能の高い家を建てるには、その技術と知見を持つハウスメーカー選びが肝心です。建物の構造だけでなく「どんな断熱材を使っているか」「ZEHへの対応状況」「設備機器の省エネ性能」などを確認することが、快適なマイホームを手に入れる第一歩となります。

耐震性に優れた住宅構造

宮城県は、過去に東日本大震災をはじめとする大きな地震を何度も経験してきました。仙台市は、今後も余震や地震活動が続く可能性が高い地域です。

実際に小さな地震でも住宅の基礎や構造部にダメージが蓄積することがあり、築年数が短くても修繕が必要になるケースも報告されています。

そのため、注文住宅を建てる際は、耐震等級3(最高等級)を確保した住宅構造が安心です。さらに、以下のような耐震対策も検討しましょう。

  • 制震装置や免震構造の導入
  • 基礎から構造計算を行うフルオーダー設計
  • 耐力壁のバランス配置で揺れに強い家に

仙台市で注文住宅を建てる際は、見た目や間取りだけでなく、構造的な安全性まで目を向けることが大切です。安心して住み続けるためには、耐震等級や制震技術、地盤対策の有無をしっかり比較してハウスメーカーを選びましょう。

満足度の高い家づくりには見積りと相談が重要

仙台市で注文住宅を建てようと考えたとき、まず重要なのは「比較検討」です。ハウスメーカーによって提案される間取りや構造、性能、価格が大きく異なるためです。

例えば同じ30坪の家を建てる場合でも、坪単価や仕様によって総額が数百万円単位で変わることもあります。

また、各社にはそれぞれに得意分野があり、ある会社は「耐震性能」に強く、別の会社は「断熱・省エネ性能」や「デザイン性」に特化しているケースも少なくありません。だからこそ、複数社から見積りを取り、実際に相談をして比較することが満足のいく家づくりへの第一歩となるのです。

見積りを取るときに注意したいのが、「単純な価格の安さ」だけで判断しないこと。重要なのは、その金額でどの程度の性能や仕様、保証内容が含まれているかです。

特に仙台市のように、寒さや風、地震といった自然環境への対応力が求められる地域では、断熱性能や耐震性能、アフターサポートの体制までしっかりと確認することが大切です。

見積り相談をするときのコツ

  • 最低でも3社以上から見積りを取る
  • 可能なら「同じ条件」で見積りを依頼する(例:延床面積、希望の間取り、希望の性能など)
  • 提案プランに不明点があれば積極的に質問する
  • 営業担当者との相性や対応も比較ポイントのひとつ

このように、比較と相談を丁寧に重ねることで、自分たち家族にとって本当に合ったハウスメーカーと出会うことができます。

住宅展示場を活用して家づくりのヒントを集める

注文住宅のイメージが漠然としている段階でも、住宅展示場に足を運ぶことはとても有効な手段です。実際の建物を見て、素材の質感や広さ、間取りの工夫を体感できるのは、カタログやWebサイトでは得られない貴重な体験です。

しかし、住宅展示場では熱心な営業担当者も多く、訪問後に何度も電話が来たり、契約を急がされるケースもゼロではありません。

「まだ検討段階だから、いきなり直接話を聞くのはちょっと…」
「ある程度、方向性を決めてから動きたい」

そんな方におすすめなのが、「家づくりプラン」を活用する方法です。

まずは「家づくりプラン」で情報収集を
「家づくりプラン」とは、自宅にいながら希望の条件に合ったプランや間取り、見積りを無料でまとめて取り寄せることができるサービスです。忙しい方や、営業に抵抗がある方でも、自分のペースで情報を整理しながら検討を進められるのが魅力です。

  • 土地情報込みの提案も可能
  • ZEH仕様や耐震性能など、条件に合わせた提案がもらえる
  • 家族でじっくり比較検討できる

仙台市で理想の注文住宅を建てるためには、情報収集と比較がなにより大切です。展示場と家づくりプラン、それぞれの特性を上手に使い分けて、自分たちにぴったりのマイホームを実現してください。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 メタ住宅展示場 編集部

メタ住宅展示場はスマホやPCからモデルハウスの内覧ができるオンライン住宅展示場です。 注文住宅の建築を検討中の方は、時間や場所の制限なくハウスメーカー・工務店を比較可能。あなたにヒッタリの家づくりプランの作成をお手伝いします。 注文住宅を建てる際のノウハウなどもわかりやすく解説。 注文住宅でわからないこと、不安なことがあれば、ぜひメタ住宅展示場をご活用ください。

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

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リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場 証券コード:4445)が運営する住宅展示場です

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