「良い家を適正価格で建てる」をモットーに掲げる秀光ビルドは、ローコスト住宅市場で高い支持を集めています。坪単価60万〜80万円という価格帯ながら、全棟で耐震等級3を標準とし、ZEH基準の省エネ性能を実現するなど、コストパフォーマンスの高さが注目されています。
では、実際に秀光ビルドで注文住宅を建てた人の評判はどうなのでしょうか。この記事では、1991年創業から全国に3万棟以上の実績を持つ秀光ビルドの特徴や強みを詳しく紹介するとともに、SNSや口コミサイトから集めた実際の施主の口コミ評判を紹介します。
秀光ビルドで建てる注文住宅の価格帯と特徴
秀光ビルドは、1991年創業の住宅メーカーで、30年以上の実績を誇ります。本社は石川県にあり、東北・北陸・甲信越・関東・東海・関西・中国・四国エリアに店舗を展開しています。
注文住宅の提供に加え、宅地や建売住宅の販売、住宅関連商品の取り扱い、建築資材の製造など、家づくりに関わる幅広い事業を展開するメーカーです。
「良い家を適正価格で建てる」をモットーに、「自分が施主なら納得できるか」を追求した家づくりをおこなっています。これまでに契約棟数は3万棟を超え、多くの人に選ばれています。
秀光ビルドの主な特徴は、次のとおりです。
- 追加費用なしの安心価格
- 耐震等級3(最高レベル)で地震に強い
- 全12回の検査で高い品質を確保
- 最長30年の長期サポートを提供
- 便利でお得なスマホアプリ
秀光ビルドの注文住宅は、3つのグレード(センチュリオン、アバンス、ファイン)から選べて、さらに自由設計または規格住宅を選択できます。自由設計は細部までこだわって自分好みの家を建てられるのが魅力で、規格住宅は厳選されたプランの中から選ぶことができます。
会社名 | 株式会社 秀光ビルド |
---|---|
創立 | 平成3年10月8日(1991年) |
代表者 | 本間 航也 |
本社所在地 | 石川県加賀市山代温泉29戊54番地 |
資本金 | 7,800万円 |
従業員数 | 617名 |
事業内容 |
住宅の設計、施工および工事監理 住宅関連商品の販売 建築用資材の製造および販売 不動産の売買、仲介および代理 |
建設業許可 | 建築工事業 土木工事業 国土交通大臣許可(般-3)第21945号 |
宅地建物取引業者免許証 | 国土交通大臣(3)第8659号 |
関連会社 |
株式会社秀光アーキテック Shukobuild Philippines Inc. 株式会社 秀光建設 |
秀光ビルドの価格帯・坪単価
秀光ビルドの平均坪単価は60万〜80万円程度です。この坪単価はあくまで目安であり、実際にはこれより安く建てられることもあります。
坪単価60万〜80万円は、住宅メーカーの中では比較的リーズナブルな価格帯に分類されます。
参考までに、住宅金融支援機構の「2023年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の平均建築費用は3,405.8万円、土地取得費用は1,497.6万円、住宅面積は111.1㎡です。建築費用を坪単価に換算すると「3,405.8万円÷111.1㎡(約33坪)=約103万円」となります。
また、世帯年収の平均は704.1万円、融資額の平均は4,171.2万円、自己資金は473.8万円です。
以下は、主な住宅メーカーの平均坪単価一覧です。
住宅メーカー | 平均坪単価 |
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秀光ビルド | 60万〜80万円 |
クレバリーホーム | 60万〜80万円 |
アキュラホーム | 60万〜90万円 |
ミサワホーム | 60万〜150万円 |
ユニバーサルホーム | 50万〜95万円 |
セキスイハイム | 75万〜100万円 |
パナソニックホームズ | 80万~100万円 |
ダイワハウス | 45万~165万円 |
ポラスグループ | 65万~130万円 |
※実際の価格とは異なる場合があります。
秀光ビルドはローコストながら、「安かろう悪かろう」ではなく、性能と品質にこだわった住まいを提供しています。
入居後も最長30年の長期サポートや24時間対応のチャットサービスがあるため安心です。また、チェーン店の優待クーポンが使えるアプリサービスも提供しています。
ここからは、秀光ビルドの性能や魅力について詳しく見ていきましょう。
耐震・制震両方に適応で安心
秀光ビルドの家は、全棟で耐震等級3を標準仕様としています。耐震等級の中で最高レベルにあたり、震度6強〜7の地震でも倒壊や損壊しない強度を備えています。
耐震等級3を実現する主なポイントは、以下のとおりです。
- 制震ダンパーを採用し、地震の揺れを最大70%軽減
- 壁倍率3.2倍の耐力壁で、繰り返しの揺れにも強い
震度3〜4程度の地震では耐震壁が効果を発揮し、さらに強い揺れには制震ダンパーが機能するため、耐震性と制震性の両方に対応しています。また、実大耐震実験でも、繰り返しの強い揺れに耐えうる安全性が確認されています。
万が一に備え、以下の保証も付いているため安心です。
- あんしん地震保証:全壊時に最大2,000万円の建て替え費用を保証
- SKダンパー地震性能保証:大規模半壊時に最大1,000万円の建て替え費用を保証
また、耐震等級が最高レベルのため、地震保険料の割引を受けることもできます。
仮契約なし・契約後の追加費用一切なし
秀光ビルドでは仮契約がないため、すべてに納得した上で正式契約へ進めます。そのため「仮契約したから本契約しなければ…」といったプレッシャーを感じることなく、じっくりと判断できます。
また、契約内容の変更や追加工事がない限り、追加費用が発生しないのも安心できるポイントです。
住宅メーカーによっては、契約後にさまざまな追加費用が発生し、「気づいたら予算オーバーしていた」といったケースもありますが、秀光ビルドならその心配がありません。
早い段階で費用が確定するため、家具や家電の予算も計画しやすく、安心して家づくりを進めることができます。
マイホームは高額な買い物であり、家具や家電、引越し費用、諸費用など、さまざまな出費が伴います。仮契約なし・追加費用なしの秀光ビルドは、安心して家づくりができる魅力的な選択肢です。
全棟ZEH基準で1年中快適に過ごせる
秀光ビルドの家は、全棟でZEH対応が可能です。ZEHとは、創エネ性能や省エネ性能に優れていて、1年間のエネルギー消費量の収支をゼロ以下にできる住宅のことです。
秀光ビルドでは、以下の取り組みにより高い断熱性能を実現しています。
- 断熱効果の高い樹脂窓&トリプルサッシを採用
- 気密性が高く経年劣化しにくい吹付断熱材を使用
- 結露を防ぎ優れた遮熱性を発揮する透湿防水遮熱シートを採用
断熱性が優れているため、夏は涼しく冬は暖かく、1年を通じて快適に過ごすことが可能です。さらに、省エネ効果で光熱費の削減も期待できます。
ZEH基準の住宅は市場評価が高く、資産価値が落ちにくいといわれています。
また、秀光ビルドでは太陽光発電システムを無償設置できるサービスも提供しており、初期費用や加入費は不要で、屋根を貸すだけで発電した電気を安く利用可能です。
秀光ビルドの『良い口コミ・評判』
秀光ビルドの良い口コミや評判を確認すれば、実際に家を建てた人がどのような点に魅力を感じ、満足しているのかがわかります。
秀光ビルドで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:コスパが良いとの声が多い
- 傾向②:仕様や設備がとても良いとの声が多い
- 傾向③:家づくりのサポートが丁寧で安心できるとの声が多い
それぞれの内容について説明します。
傾向①コスパが良いとの声が多い
ご参考までに今秀光で建てる場合、注文住宅、33坪、耐震等級3、ダンパー搭載、装備ミドルグレード、瓦屋根、光セラなどで建物本体価格2,050万くらい。エアコン、太陽光、地盤改良など合わせて税込2,300万円位。さらに土地や外構などが+。他20社に見積もり貰いましたが建物本体価格3,000万は普通です。
— 固定金利派 (@pV0bniK0PB75068) August 9, 2024
秀光ビルドの口コミでは、コストパフォーマンスの良さを評価する声が多く見られます。秀光ビルドは住宅メーカーの中でも比較的リーズナブルな価格でありながら、耐震等級3(最高ランク)、ZEH対応、充実した標準装備など、性能や品質にも優れているのが特徴です。
同社のモットーである「良い家を適正価格で建てる」が、しっかりと実現されていることがわかります。
傾向②仕様や設備がとても良いとの声が多い
値段の割には、仕様や設備がとてもいいと思ったからです。ただのローコスト住宅ではないというところですね。
引用:お客様の声|秀光ビルド
秀光ビルドの口コミでは、価格と仕様・設備のバランスの良さやコストパフォーマンスの高さを評価する声が多いです。
一般的に、ローコスト住宅は仕様や設備の面で妥協が必要になることが多いですが、秀光ビルドは仕様や設備が充実しており、妥協を感じにくいのが特徴で、高い満足度につながっています。
公式サイトでも価格や仕様、性能などをアピールしていますが、実際のオーナーの声を見ても、その評価が本物であることがわかります。
傾向③家づくりのサポートが丁寧で安心できるとの声が多い
友人の紹介で秀光ビルドさんにお願いしました。ほとんどおまかせで作りましたね。リビングの勾配天井は、インテリアコーディネーターさんのアドバイスで床と同色の木目クロスにしました。部屋全体に統一感が出て、広々とした印象になり、とても気に入っています。
p引用:お客様の声|秀光ビルド
秀光ビルドは「自分が施主なら」の視点を大切にし、丁寧な施工やサポートをおこなっています。注文住宅は自由設計と規格住宅から選べて、どちらを選んでも担当者はもちろんのこと、設計士、インテリアコーディネーターなどの専門家がしっかりサポートするため、はじめての家づくりでも安心して進めることができます。
秀光ビルドの『悪い口コミ・評判』
秀光ビルドの悪い口コミや評判をチェックすると、実際に家を建てた人がどのような点で不満を感じたのかが見えてきます。
悪い口コミや評判を知ることで、後悔のない家づくりにつなげることができます。
秀光ビルドで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:契約後に対応が悪くなったとの声がある
- 傾向②:追加費用がかかるとの声がある
- 傾向③:アフターサービスが悪いとの声がある
それぞれの内容について説明します。
傾向①契約後に対応が悪くなったとの声がある
@新築
秀光ビルドさんで家を建てる人気をつけて
アフターをうたっているが嘘ですよ。
散々苦しめられました。
契約するまではとても感じ良く話しますが契約した途端に豹変し、家が建ってトラブルがあるとさらに輪をかけて態度が悪くなります!ほんと後悔します。— VB (@ulkIEdsWJyakIVf) January 9, 2024
秀光ビルドの悪い口コミには、契約前と契約後で対応が変わったとの声があります。これは他の住宅メーカーでもよくある話です。多くのメーカーでは、営業担当者やチームごとに目標があり、契約までは積極的でも、その後の対応が手薄になることがあります。また、契約後は設計士やインテリアコーディネーターなど、専門家との打ち合わせが中心となり、営業担当者と接する機会が減ることも影響しています。
明らかに対応が悪くなったと感じた場合は、事務所や本社に相談することで、改善されたり、担当者を変更してもらえる可能性があるため相談してみましょう。
傾向②追加費用がかかるとの声がある
秀光ビルドに頼んだ平屋がもうすぐ完成するって段階だけど色々と後悔してる
コミコミ価格だから安心してたのに後になって追加工事費用を求められて嫌になる
やっぱマンションにしておけばよかったかな
— 海坊主 (@Diver_Book) June 14, 2024
秀光ビルドの特徴の一つは「追加費用なし」で家づくりができる点です。ただし、これは契約内容の変更や追加工事の要望がない場合に限られます。
たとえば、契約後に間取りを変更したり、オプションを追加したりすると、追加費用が発生することがあるため注意が必要です。予算オーバーを防ぐためにも、契約内容を変更する際は、追加費用の有無や見積もりを事前にしっかり確認しましょう。
傾向③アフターサービスが悪いとの声がある
秀光ビルドのアフターサービスはマジで最低最悪やから覚悟して家建てた方がいい#秀光ビルド
— ゆ (@chojiyujin) September 11, 2018
秀光ビルドの口コミには、アフターサービスに対する不満の声も見られます。秀光ビルドが提供するアフターサービスには、定期点検、駆けつけ点検、最長30年のサポート、チャットや電話での相談、優待クーポンなどがあります。
他の住宅メーカーと比較して特に内容が劣るわけではありませんが、最長50〜60年のサポートを提供するメーカーも存在するため、その点ではやや見劣りする印象を持つ方もいるようです。アフターサービスの内容や対応スピードについては、契約前にしっかり説明を受け、疑問点を解消しておくことが大切です。
秀光ビルドの注文住宅で後悔しない3つの方法
秀光ビルドの注文住宅で後悔しないためには、本当に注文住宅が最適かどうかを慎重に検討した上で、予算を明確にすることが大切です。さらに、複数の住宅メーカーを比較してから、納得のいく選択をすることが重要です。
ここでは、秀光ビルドの注文住宅で後悔しないための3つの方法を見ていきましょう。
本当に注文住宅でなければいけない理由を明確にする
秀光ビルドの注文住宅で後悔しないためには「なぜ注文住宅を選ぶのか」理由を明確にすることが大切です。
注文住宅は、間取りやデザインなど細部までこだわり、自分たちの理想を形にできるのが魅力ですが、その分コストは高くなりがちです。
こだわりが少ない場合は、セミオーダー住宅や建売住宅のほうがコストを抑えながら希望を叶えられる可能性があります。その分、設備のグレードを上げたり、家具や家電に予算を充てることも可能です。
「知人が注文住宅を建てたから」「なんとなく注文住宅が良さそう」といった理由ではなく、自分たちにとって本当に注文住宅が必要なのかを考えてみることが大事です。
秀光ビルドでは、注文住宅(自由設計)、セミオーダー住宅(規格住宅)、建売住宅の3つの選択肢があり、それぞれのニーズに応じた家づくりができます。
「注文住宅を建てたけれど、セミオーダーや建売住宅でも十分だった…」と後悔しないよう、事前にしっかり検討しましょう。
予算感を明確にしておく
秀光ビルドの注文住宅で後悔しないためには、予算を明確にすることが大切です。
注文住宅を建てる際には、建築費用、土地代、諸費用の3つが大きなコストとなります。
「駅近で広く、設備も豪華にしたい」など理想はあるかもしれませんが、予算内ですべてを叶えるのは難しいことが多く、どこかで妥協が必要になります。
たとえば、建物にこだわるなら立地や土地の広さを調整し、立地を優先するなら建物のグレードや広さを抑えるなど、バランスを取ることが重要です。どの住宅メーカーを選ぶ場合でも同じことがいえます。
マイホームは夢が詰まっている分、予算の判断が甘くなりがちですが、無理をすると後々家計や貯蓄、将来資金に影響を与えるため注意が必要です。
事前に具体的な予算を立て、早めに担当者と共有し、見積もりを確認しながら進めることで後悔するリスクを減らせます。
性能・仕様・価格を他社と比べて検討する
秀光ビルドで家づくりを進める前に、複数の住宅メーカーを比較することが大事です。
住宅メーカーごとに特徴や価格が異なるため、比較することで自分の条件に最適なメーカーが見つかる可能性があります。
マイホームは高額な買い物であり、契約後にメーカーを変更するのは難しいため、慎重に選ぶことが大切です。
他社を見ずに、最初から一社に絞ってしまうと、後になって「他社のほうが良かったかも…」と後悔する原因になりかねません。
住宅メーカーを効率よく比較するなら、メタ住宅展示場が提供するサービス「家づくりプラン」が便利です。
複数の住宅メーカーや工務店から、家づくりのプラン(土地、間取り、資金など)提案を受けることができます。スマホやパソコンから無料で利用でき、各社の提案を比較しながら、自分に合った住宅メーカーや工務店を見つけることが可能です。
上場企業が提供するサービスで、多くの方が利用しています。
秀光ビルドに決める前に、他の住宅メーカーと比較してみましょう。