ヤマト住建の注文住宅は本当に良い?口コミから見る評判と失敗を防ぐポイント

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ヤマト住建の注文住宅は本当に良い?口コミから見る評判と失敗を防ぐポイント

ヤマト住建は、最長60年の長期保証と充実したアフターサービスを備え、業界トップクラスと評価される高気密・高断熱性能が特徴のハウスメーカーです。創業から30年以上にわたって「万人に喜びを」という理念を掲げ、全国各地に多数の展示場やモデルハウスを展開し、これまでに多くの住宅を手がけてきました。

高い耐震性能や省エネ大賞・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーでの受賞実績などからもわかるように、安心・安全で快適な家づくりを目指している点が大きな魅力です。では、ヤマト住建の注文住宅に実際に住んでいる方々の口コミをもとに、リアルな評判を見ていきましょう。

ヤマト住建の注文住宅が支持される理由と特徴

ヤマト住建は、創業30年以上の歴史を持つ住宅メーカーです。「万人に喜びを」という理念のもと、長寿命・広い・安い・高性能を追求した住まいを提供しています。

ハウジングモニター制度やオンラインハウジングモニター制度を導入しており、リアルな住み心地や感想を知ることが可能です。

また、業界トップクラスの高気密・高断熱性能が評価され、省エネ大賞の最高位「経済産業大臣賞」や、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2023の大賞を受賞した実績もあります。

ヤマト住建の主な特徴は、次のとおりです。

  • 宿泊体験で実際の住み心地を確認可能
  • 安心の「地盤サポートシステム」で品質保証
  • 最長60年間の長期保証で安心
  • 金物工法+パネル工法+制振ダンパーによる高い耐震性
  • 高気密・高断熱で快適な住環境を実現
  • ニーズに合わせて選べる豊富な商品ラインナップ
  • 迅速対応のアフターサービス

ヤマト住建では、本社のある近畿エリアを中心に、関東・中部・中国エリアにも住宅展示場や営業所を展開しています。さまざまなテーマで建てられた「街かどモデルハウス」もあり、お得なキャンペーンが実施されています。

会社名 ヤマト住建株式会社
創業 1987年11月
設立 1990年1月
代表者 河本 佳樹
本社所在地 〒651-0083
兵庫県神戸市中央区浜辺通5丁目1番14号 神戸商工貿易センタービル18階
資本金 3億1,900万円
従業員数 751名(2024年10月31日時点、パート社員含む)
事業内容 注文住宅事業
分譲住宅事業
不動産流通事業
リフォーム事業
中古住宅買取再生事業
建設業免許 国土交通大臣許可(特-5)第20561号
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(6)第5946号
加盟団体 社団法人 全国宅地建物取引業協会会員
社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会会員
財団法人 住宅保証機構 など

ヤマト住建の価格帯と坪単価

ヤマト住建の平均坪単価は45万〜75万円程度です。

例えば、この坪単価で30坪の家を建てる場合、建築費用は約1,350万〜2,250万円になります。

以下は、主な住宅メーカーの平均坪単価です。

住宅メーカー 平均坪単価
ヤマト住建 45万〜75万円
秀光ビルド 60万〜80万円
クレバリーホーム 60万〜80万円
アキュラホーム 60万〜90万円
ミサワホーム 60万〜150万円
ユニバーサルホーム 50万〜95万円
セキスイハイム 75万〜100万円
パナソニックホームズ 80万~100万円
ダイワハウス 45万~165万円
ポラスグループ 65万~130万円

※実際の価格とは異なる場合があります。

上記からもわかるとおり、ヤマト住建の価格帯は、住宅メーカーの中では比較的安価な部類に入ります。

参考までに、住宅金融支援機構の調査によると、フラット35利用者の注文住宅の建築費用と面積、そこから算出できる平均坪単価は以下のとおりです。

  • 建築費用:3,405.8万円
  • 住宅面積:111.1㎡(約33坪)
  • 坪単価:約103万円

フラット35利用者の坪単価と比較しても、ヤマト住建の坪単価(約45万~75万円)は比較的低価格であることがわかります。

また、同調者によると、融資額の平均は4,171.2万円、自己資金は473.8万円、世帯年収の平均は704.1万円となっています。※土地付注文住宅の場合

しかし、ヤマト住建は手頃な価格だからといって「安かろう悪かろう」ではありません。優れた品質と高い性能を備え、コストパフォーマンスの高さから多くの人に選ばれています。

ここからは、ヤマト住建の性能や特徴について詳しく見ていきましょう。

参照:住宅金融支援機構 2023年度 フラット35利用者調査 p.20

高気密高断熱で温度差ストレスを解消

ヤマト住建の家は高気密・高断熱仕様で、一年中快適な住環境を確保します。高い気密性・断熱性を実現する主なポイントは以下のとおりです。

外張り断熱工法の採用

ヤマト住建では、建物全体を断熱材で包み込む「外張り断熱工法」を採用しています。隙間なく断熱材で覆うことができ、外気の影響を抑え、夏は涼しく冬は暖かい快適な空間を実現します。

丁寧な施工による優れた気密性

熟練の職人が丁寧に施工することで建物の隙間をなくし、高い気密性を実現しています。また、ヤマト住建では気密測定を実施し、性能を数値化しています。

高断熱樹脂サッシの使用

ヤマト住建の家では、Low-Eトリプルガラスを採用した高断熱樹脂サッシを標準的に使用しています。このサッシは結露の発生を抑えるだけでなく、紫外線や日射熱を効果的にカットするため、室内環境を快適に保てるのが特長です。

また、開口部からの暑さや寒さの影響を最小限に抑えることで、夏は涼しく冬は暖かい住空間を実現します。高気密・高断熱の住宅性能は、ヒートショックのリスクを軽減するだけでなく、省エネルギー効果が高いことでも知られています。

冷暖房効率がアップすることで、日々の光熱費の削減も期待できる点は大きなメリットです。さらに、ヤマト住建では宿泊体験を実施しており、実際に住むように過ごしてみることで、この高断熱・高気密住宅の快適さをリアルに体感できます。

60年先の未来まで見据える長期保証で住まいの安心を確保

保証期間が20〜30年の住宅メーカーも多い中、ヤマト住建は最長60年の長期保証を提供しています。構造躯体と地盤には30年、防水と防蟻には20年の初期保証があり、有償点検やメンテナンスを行うことで、最長60年まで保証が延長されます。

定期点検は、引き渡しから6カ月後、2年目、5年目、10年目、15年目、20年目まで無償で実施され、不具合や困ったことがあれば気軽に相談可能です。

また、10年の住宅設備保証も完備しており、入居後も安心して暮らせます。

アフターサービスについても受付窓口は平日(水曜日を除く)と土曜日に営業しており、問題に迅速に対応するため、臨時訪問も実施しています。

さらに、ヤマト住建ではジャパンホームシールド株式会社と提携し、30年間の地盤品質保証が受けられる「地盤サポートシステム」を提供しています。工事期間から保証が適用されるため安心です。

このように、ヤマト住建は比較的低価格でありながら、保証やアフターサービスがしっかりと充実しています。

全館空調と室内空気循環システムで一年中快適

ヤマト住建では、室内空気循環システム「Airフローシステム」と全館空調「YUCACOシステム」を採用し、清潔な空気と温度差の少ない快適な住環境を実現しています。

室内空気循環システム「Airフローシステム」

Airフローシステムは、1階のリビングと2階のホールに設置されたエアコンで暖冷房した空気を、ダクトを通じて各部屋に届けるシステムです。効率よく室内の温度差を抑え、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。

全館空調「YUCACOシステム」

ヤマト住建の高気密・高断熱住宅「エネージュ」では、低コストで高品質な全館空調「YUCACOシステム」を採用しています。ルームエアコン1台で稼働するため、効率的に空調を管理でき、光熱費の削減も期待できます。

このように、AirフローシステムやYUCACOシステムを採用し、快適で健康的に暮らせる住環境を確保しています。

ヤマト住建の『良い口コミ・評判』

ヤマト住建の良い口コミや評判を見れば、実際に建てた人の満足ポイントやメリットがわかります。ヤマト住建で実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。

  • 傾向①:提案力が高いという声が多い
  • 傾向②:コストパフォーマンスの高さを評価する声が多い
  • 傾向③:担当者が信頼できるという声が多い

それぞれの内容について説明します。

傾向①提案力が高いという声が多い

ヤマト住建の良い口コミでは、「担当者の提案力が高い」「親切で丁寧なので安心できる」といった声が多く見られます。

「万人に喜びを」という理念のもと、住まいを通じた幸せづくりをサポートしており、質の高いサービスや対応を心がけていることが、口コミからも伝わってきます。

傾向②コストパフォーマンスの高さを評価する声が多い

ヤマト住建は、手頃な価格でありながら耐震性や断熱性に優れ、コストパフォーマンスの高さが評価されています。

いろいろと検討した中で、決め手はいくつかありました。まず、耐震性や構造、性能の高さ。そして、予算内で自分たちの理想の間取りが叶えられること。それに加えて、営業担当の方がとても信頼できる方で、この人なら安心して任せられると思えたんです。総合的に見てもヤマト住建が一番バランスが良く、お願いすることに決めました。
引用元:ヤマト住建「お客様の声」

例えば、耐震性能は金物工法とパネル工法、制振ダンパーなどにより耐震等級3(最高ランク)の性能を備えています。実際の口コミを見ても、価格と性能のバランスの良さに満足している人が多いことがわかります。

傾向③担当者が信頼できるという声が多い

ヤマト住建の良い口コミでは、建物の品質や性能、価格だけでなく、担当者の対応についても高く評価する声が多く見られます。

いくつか理由があるんですが、一番大きかったのはやっぱり住宅性能への安心感です。特に、太陽光発電と蓄電池を導入したかったんですが、ヤマト住建さんの提案は性能面でもコストパフォーマンス面でも納得できるものでした。他社とも比較したんですが、断熱性や気密性の高さもポイントでしたね。それに、営業の方がとても親身になって相談に乗ってくれたのも決め手のひとつです。何か質問してもすぐに対応してくれて、信頼できるなと思いました。引用元:ヤマト住建「お客様の声」

家づくりには楽しみがある一方で、不安や心配もつきものです。そんな中、担当者が親身になって相談に乗り、適切なアドバイスをしてくれることで、安心感を得られるという点が良い口コミにつながっています。

ヤマト住建の『悪い口コミ・評判』

ヤマト住建の悪い口コミや評判を知ることで、実際に建てた人や検討した人の不満点を把握できます。

事前にチェックしておけば、後悔のない家づくりにつなげられます。

ヤマト住建で実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。

  • 傾向①:2階の音が響くという声がある
  • 傾向②:情報確認や連携ができていないという声がある
  • 傾向③:アフターフォローの対応が悪いという声がある

それぞれの内容について説明します。

傾向①2階の音が響くという声がある

ヤマト住建の悪い口コミとして、生活音が響きやすいという意見があります。

2階の音が予想以上に響く場合は、驚くこともあるでしょう。ただし、生活音の感じ方は環境や個人差によるため、ヤマト住建の家全体に特有の問題があるとは言い切れません。

もし生活音が気になる場合は、担当者や事務所に連絡して調査を依頼することをおすすめします。また、事前に室内の雰囲気や温度、生活音、騒音などを確認するために、宿泊体験を活用するのも良い方法です。

傾向②情報確認や連携ができていないという声がある

ヤマト住建の悪い口コミの中には、担当者の確認不足や連携の不十分さに関する意見もあります。

マイホームは大きな買い物なので、些細な確認ミスや連携ミスがあると、不安を感じ、信頼しづらくなります。家づくりを安心して進めるためにも、こうした点にはしっかり対応してもらいたいところです。このような場合は、担当者に直接伝えることはもちろん、事務所や本社に連絡を取ることで、対応が改善されることがあります。また、必要に応じて担当者の変更をお願いすることもできる場合があります。

傾向③アフターフォローの対応が悪いという声がある

ヤマト住建の悪い口コミには、アフターフォローに関する不満も見受けられます。入居後のアフターフォローは、長く安心して生活するために非常に重要です。

アフターフォロー最悪ですよ。建てて引き渡したらそれで終わりフォローもなし。設計から自分で検討して指摘できないと痛い目を見ます
引用元:e戸建て

ヤマト住建の悪い口コミには、アフターフォローに関する不満も見受けられます。入居後のアフターフォローは、長く安心して生活するために非常に重要です。もし対応に不満があれば、事務所に相談することで改善される可能性があります。ヤマト住建は最長60年の長期保証を提供しています。問題が生じた際には早めに相談し、しっかりと対応を受けることが大切です。

注文住宅で後悔しないために押さえるべき3つのポイント

注文住宅で後悔しないためには、自分のライフスタイルに合った住宅を選び、具体的な資金計画を立てて予算オーバーを防ぎ、複数の住宅メーカーを比較した上で決断することが大切です。

これらのポイントを押さえることで、住宅メーカー選びや家を建てたあとの後悔を防ぐことができます。

ここでは、注文住宅で後悔しないために押さえるべき3つのポイントを見ていきましょう。

ライフスタイルに合った住宅を見極めよう

注文住宅で後悔しないためには、自分たちのライフスタイルに合った住宅を見極めることが大切です。

注文住宅は、間取りやデザイン、設備などを自由に決められるのが魅力ですが、セミオーダー住宅や建売住宅と比べると価格が高くなります。

もし、セミオーダーや建売でも希望を叶えられるのに注文住宅を選んでしまうと、余計なコストをかけることになりかねません。

自分たちの家づくりの要望を整理し、注文住宅でなければならない明確な理由があるかを確認しましょう。「担当者に勧められたから」「友人が建てたから」といった理由だけで注文住宅を選ぶと、後悔する可能性があるため注意が必要です。

もしセミオーダーや建売でも満足できるのであれば、浮いた費用を内装や設備のグレードアップ、外構、家具・家電などに使うことも可能です。

後悔しないためにも、慎重に判断することが大事です。

優先順位と余裕ある資金計画で予算オーバーを回避

注文住宅を建てる際は、何を優先するかを整理し、具体的な資金計画を立てることが大切です。

注文住宅でかかる費用は、建築費・土地代・諸費用の3つです。立地や広さ、仕様など、すべての希望を叶えられれば理想的ですが、予算には限りがあるため、何らかの妥協が必要になることがほとんどです。

たとえば、立地を優先して土地代が高くなる場合は、建築費を抑える必要がありますし、建物にこだわるなら、立地や敷地の広さを調整する必要があります。

どの住宅メーカーを選ぶ場合でも、予算内でマイホームを建てるには、優先順位を決めて取捨選択し、バランスを取ることが必要です。

また、資金計画はできるだけ早めに具体的なものを作成して「絶対に予算内に収める」という意識を持ちましょう。

マイホームの購入は人生のビッグイベントのため、ついその場の勢いでグレードの高い仕様や設備を選び、予算オーバーになりがちです。しかし、予算を超えると住宅ローンの返済が厳しくなる可能性もあります。

早めに担当者と予算を共有し、仕様変更する際はその都度見積もりの確認やシミュレーションを行い、計画的に進めることが大事です。

複数のハウスメーカーを比較して最適な家づくりを実現する

マイホームで後悔しないためには、事前に複数の住宅メーカーを比較して、最適な選択肢を見つけることが大切です。

最初から1社に絞ってしまうと、あとからより条件に合うメーカーが見つかったり、選択肢を狭めてしまったりすることがあります。

効率的に比較したい場合は、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」を利用すると便利です。

上場企業が提供する無料サービスで、大手住宅メーカーや工務店にまとめて資金計画や間取りプランを依頼でき、複数のプランを比較できます。

パソコンやスマホから簡単に申し込めるため、忙しい方でも手軽に利用可能です。

複数のメーカーを比較することで、より条件に合う住宅メーカーを見つけることができ、後悔のないマイホームづくりにつながります。

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