百年住宅は、「構造躯体100年保証」や「地震・台風35年保証」を掲げ、鉄筋コンクリート住宅の着工棟数で11年連続国内トップを誇るハウスメーカーです。
地震に強い高い耐震性と充実した保証制度が特徴で、これまでに21,000棟以上の住宅を建築しています。では、百年住宅の注文住宅に住まわれている方々の口コミから、実際の評判を見ていきましょう。
百年住宅の注文住宅の特徴と選ばれる理由を詳しく紹介
百年住宅は、創業約50年の歴史を持つ住宅メーカーです。大地震にも耐えうる高い耐震性能を備えた住宅を提供しており、これまでに21,000棟以上を建築しています。
また、鉄筋コンクリート住宅の着工棟数では、11年連続で国内トップの実績を誇ります。
2010年には、日本ではじめて鉄筋コンクリート住宅の振動台実験を実施し、翌年には地震、津波、台風による災害保証をスタートしており、さらに日本初となる津波シェルターの開発にも成功しました。
百年住宅で家を建てたオーナーからの評価も高く、満足度調査では97%が満足と回答しています。
百年住宅の主な特徴は、次のとおりです。
- 構造躯体は最長100年保証
- 地震・台風に対する35年保証付き
- 優れた耐震性能で地震に強い構造
- 屋上を有効活用できる暮らし
- 夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境
- 木造住宅より耐用年数が長い
静岡、愛知、宮城、山口、広島、岡山、福岡エリアで展示場・モデルハウスを展開しており、期間限定のお得なキャンペーンを実施していることもあります。
会社名 | 百年住宅株式会社 |
---|---|
創立 | 1975年 |
設立 | 2004年6月30日 |
代表者 | 中嶋 雄 |
本社所在地 |
〒422-8017 静岡県静岡市駿河区大谷二丁目20-23 |
資本金 | 4,800万円 |
建設業許可 | 国土交通大臣 特-3 第24401号 |
宅地建物取引業者免許証 | 静岡県知事(1)第14169号 |
加盟団体 |
一般社団法人プレハブ建築協会 一般社団法人静岡県宅地建物取引業協会 一般社団法人日本優良ビルダー普及協会 |
グループ会社 |
百年住宅中部株式会社 百年住宅西日本株式会社 百年住宅パネル工業株式会社 百年リフォーム株式会社 Hyakunen Jutaku Vietnam Co.,LTD |
百年住宅の価格帯・坪単価
百年住宅の平均坪単価は90万〜100万円程度です。
たとえば、延床面積35坪の家を建てる場合、建築費用は約3,150万〜3,500万円になります。
以下は、主な住宅メーカーの平均坪単価一覧です。
住宅メーカー | 平均坪単価 |
---|---|
百年住宅 | 90万〜100万円 |
秀光ビルド | 60万〜80万円 |
クレバリーホーム | 60万〜80万円 |
アキュラホーム | 60万〜90万円 |
ミサワホーム | 60万〜150万円 |
ユニバーサルホーム | 50万〜95万円 |
セキスイハイム | 75万〜100万円 |
パナソニックホームズ | 80万~100万円 |
ダイワハウス | 45万~165万円 |
※実際の価格とは異なる場合があります。
上記のとおり、百年住宅の価格帯は、他の大手住宅メーカーと比較してやや高めです。
参考までに、住宅金融支援機構の調査によると、フラット35利用者の注文住宅の平均建築費用は3,405.8万円、住宅面積は111.1㎡(約33坪)でした。坪単価にすると約103万円です。
また、同調査によると、平均的な世帯年収は704.1万円、融資額は4,171.2万円、自己資金は473.8万円となっています。
百年住宅の価格はやや高めですが、それは単に高いわけではなく、鉄筋コンクリート造による高性能な家づくりと充実した保証・アフターサービスが理由です。
ここからは、百年住宅の性能や保証・アフターサービスについて見ていきましょう。
震度7の地震にも耐える安心設計
百年住宅は、優れた耐震性能を実現しており、地震に強い家づくりが可能です。
地震に強い家を実現するポイントは、次のとおりです。
高い強度を誇るPCパネルを使用
PCパネルの強度は、現場打ちコンクリートの2倍、ALC(軽量気泡コンクリート)の10倍を誇ります。高い強度を持ち、優れた耐久性と耐火性を備えていて、品質のバラツキが少ない点も特徴です。橋梁やトンネルなどの部材としても利用されています。
負荷を分散する箱型構造
百年住宅の家は箱型構造(壁式工法)を採用しており、外力を壁面全体で受けて分散させることで、地震に強い住まいを実現しています。
頑強な基礎
百年住宅の基礎は、一般的な工法と比べて基礎幅が1.5倍広く、鉄筋量は3倍を誇ります。
入念な地盤調査
百年住宅では、サウンディング調査に加えてボーリング調査も行い、地盤の状態を徹底的に調査しています。
35年の長期保証と充実のアフターサービスで長く住める
百年住宅は、長期保証と充実したアフターサービスにより、家を建てた後も安心して暮らすことができます。
百年住宅が提供する主な保証とアフターサービスは、以下のとおりです。
構造躯体最長100年保証
百年住宅では、構造躯体に35年間の初期保証に加え、有償メンテナンスを実施することで最長100年の保証を提供しています。建物の最も重要な部分に対して長期保証が付いているため、安心です。また、最長100年保証に加えて100年無料点検も実施しています。
地震・台風35年保証
最長35年の地震保証と台風保証も付いています。地震保証は、地震による全壊や大規模半壊、半壊の場合に建て替えや補修費用を補償します。また、台風保証では、風害や土砂災害、雨漏りによる構造躯体や防水シートの補修費用が補償されます。
百年住宅は、優れた耐震性と耐久性を持つ家づくりを行い、保証やアフターサービスが充実しているため、入居後の維持管理コストを抑えることができます。
鉄筋コンクリートの優れた断熱性で一年中快適
百年住宅の家は断熱性に優れており、一年を通して快適な住環境を実現します。
高い断熱性能を支える主なポイントは、以下のとおりです。
発泡ウレタンを使用
百年住宅では、高性能な発泡ウレタン断熱材を標準採用し、優れた断熱性を確保しています。熱伝導率はグラスウールの約2倍優れています。また、吸水率が低いため経年劣化を防ぎ、長期間にわたり家全体をしっかりと包み込むことが可能です。
二重壁四層構造
百年住宅の住まいは、ブラスターボード、空気層、発泡ウレタン、PCパネルの二重壁四層構造を採用しています。断熱効果の高い気密化された空気層も取り入れており、快適な室内環境を実現しています。
内部結露を防ぐ
百年住宅は、仕上材と構造体が密着しているため内部結露が発生しにくく、腐食や錆が起こりにくいのも特徴です。
高い断熱性による快適な住環境は、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。
百年住宅の『良い口コミ・評判』
百年住宅の良い口コミや評判をチェックすると、実際に建てた人が感じた魅力や満足ポイントがわかります。
百年住宅で実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:対応やアフターフォローが良いという声が多い
- 傾向②:次に建てるときも百年住宅を選びたいという声が多い
- 傾向③:地震保証や台風保証があるので安心という声が多い
それぞれの内容について説明します。
傾向①対応やアフターフォローが良いという声が多い
今借りているアパートが手狭になって来ていて、子供ができたことを期に家づくりを始めました。最初は色々なハウスメーカーを見学したり、パンフレットを請求したりして妄想を膨らませて行きました。そこでいいハウスメーカと出会う事ができました。担当営業の方が非常に博識で、こちらの拙い疑問にも嫌な顔せず全て答えてくれ、安心して任せる事ができました。打ち合わせの場でも私だけの意見を聞くのではなく、妻の意見もしっかりと取り入れていこうという姿勢に感服しました。いざ建て始めてからもアフタフォローもバッチリで鉄筋コンクリート住宅着工数No.1は伊達ではないなと思いました。完成した住宅もイメージを越えて来ており非常に満足しています。
引用元:みん評
百年住宅の良い口コミでは、営業担当者の対応や入居後のアフターフォローの良さが評価されています。マイホームは大きな買い物だからこそ、信頼できる担当者がいると安心です。また、百年住宅は高性能な家づくりに加え、構造躯体の最長100年保証など、充実した保証・アフターサービスも魅力です。口コミからも、対応や充実したアフターサービスにより、入居者が安心して暮らしている様子がうかがえます。
傾向②次に建てるときも百年住宅を選びたいという声が多い
百年住宅さんで建てたのだけど、本当に良かった🫶🏻
建てて4年くらいになるけれど、本当に良かったなって日々思うし、次建てる時や、子供が建てる時は絶対百年住宅さんで建てる‼︎ってくらい良かったー🏠 https://t.co/JZ4VfI9hUs— のりたま🍳/のん🍀 (@nori123_456) April 19, 2024
百年住宅の良い口コミには「次に建てるときも百年住宅を選びたい」「子どもや孫にも勧めたい」といった声も多くあります。百年住宅は耐震性・耐久性・断熱性に優れ、充実した保証が付いているのが特徴です。地震に強いだけでなく、快適な住環境が整い、長期保証もあるため安心して暮らせます。口コミからも、実際に住んでその魅力を実感している人が多いことがわかります。
傾向③地震保証や台風保証があるので安心という声が多い
私は幼少期に自然災害に遭い、住宅の被害を経験しています。自分で戸建てを建てる時には、地震などの自然災害に強い造りにしたいと感じていました。百年住宅は鉄筋コンクリートなどを使い、耐震施工をしてくれると聞き、資料請求や見学会に参加しました。担当してくれた方は、地震に強い理由や施工方法などを丁寧に説明してくれて、ここで建てようと決心できたのがよかったです。また、私達の希望に合う設計方法や家事動線を実現してくれて満足しています。地震保証だけでなく、台風や津波の保証も35年間ついているので、安心して暮らせそうです。
引用元:みん評
百年住宅の良い口コミには、地震保証や台風保証を評価する声も多くあります。百年住宅は耐震性・耐久性に優れた家づくりに加え、最長35年の地震保証や台風保証が付いています。万が一、地震で建物が全壊・大規模半壊した場合でも、建て替えや補修費用が補償されるため安心です。こうした手厚い保証があることで、多くの方が安心感を持って暮らせていることがわかります。
百年住宅の『悪い口コミ・評判』
百年住宅の悪い口コミや評判をチェックすると、実際に建てた人や検討した人の不満点がわかります。
事前に悪い口コミを知っておくことで、後悔のない家づくりに役立てることができます。
百年住宅で実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。
- 傾向①:雨漏りが発生したという声がある
- 傾向②:価格が高いという声がある
- 傾向③:営業の圧を感じるという声がある
それぞれの内容について説明します。
傾向①雨漏りが発生したという声がある
百年住宅で建てた家
雨漏り続きで疲れた…
我が家は百年住宅ならぬ雨漏り住宅— りーたん (@JlrxgE) February 23, 2024
百年住宅の悪い口コミの中には、雨漏りに関するものもありました。ただし、他に同様の口コミは見当たらず、レアケースの可能性がありますが、万が一発生すると深刻な問題です。百年住宅は保証期間が長くアフターサービスにも定評があるため、もし雨漏りが発生した場合は、すぐに担当者や事務所に連絡を取り対応してもらいましょう。
傾向②価格が高いという声がある
家を建てるにあたり東日本大震災が頭をよぎり、耐震性能にこだわりを持ちたいと思いこちらを選びました。百年住宅は、どのサービスと比較しても耐震性能に優れていると感じたからです。住宅の基礎はコンクリートで非常に頑丈なつくりです。鉄筋コンクリートパネル構造というものを用いているため、他の工法と比べても2から3倍の耐用年数だそうです。その分やや値段は高かったですが家族全員満足しています。現在でも日本では大地震が多発していますが、頑丈な住宅を手に入れることができ、安心して生活することができています。
引用元:みん評
百年住宅の悪い口コミには、「価格が高い」という声があります。平均坪単価は90万〜100万円程度と、住宅メーカーの中でもやや高めです。しかし、ただ価格が高いだけではなく、性能が優れ、保証やアフターサービスも充実した住まいを提供しています。断熱性が高いため一年を通じて快適に過ごせて、光熱費の削減も期待できます。価格は高めですが、予算内に収まるなら魅力的な選択肢の一つといえるでしょう。
傾向③営業の圧を感じるという声がある
百年住宅…🤔
営業の圧しが強すぎて引き気味だけど、提案内容は良いなぁ😂 https://t.co/PYTngHJoff— イギーにゃん (@y8U2czgJAKJEcuA) November 4, 2023
百年住宅の悪い口コミには「営業の圧を感じた」という声もあります。これは百年住宅に限らず、多くの住宅メーカーで見られる口コミです。多くの住宅メーカーでは、営業担当に目標件数が設定され、達成度によってインセンティブやボーナスが変わる場合があります。百年住宅が同じ仕組みかは不明ですが、担当者が合わないと感じた場合は、事業所や本社に相談し、担当を変更してもらうのも一つの方法です。
百年住宅を建てる前に確認すべき3つの重要ポイント
百年住宅で家を建てる前に、本当に注文住宅が最適な選択かを見極め、具体的な予算を立てた上で、他の住宅メーカーとも比較して慎重に決断することが大事です。
これらのポイントを実行することで、住宅メーカー選びやマイホーム建設で後悔するリスクを減らせます。
ここでは、百年住宅を建てる前に確認すべき3つの重要ポイントを見ていきましょう。
注文住宅よりも分譲住宅が最適なケースもある
百年住宅でマイホームを建てる前に、本当に注文住宅が最適な選択かを慎重に考えましょう。
注文住宅は自由度が高い反面、価格が高くなりがちです。一方、セミオーダーや建売住宅は自由度はやや劣るものの、価格を抑えられるメリットがあります。もし、セミオーダーや建売住宅でも希望を叶えられるのに、注文住宅を選んでしまうと、不要なコストがかかる可能性があります。
セミオーダーや建売住宅なら予算を抑えられ、浮いた分を設備のグレードアップなどに充てることが可能です。
特に「ママ友が注文住宅を建てたから」「なんとなく注文住宅のほうが良さそう」といった理由で選ぶ場合は、改めて検討することをおすすめします。
マイホームは高額な買い物であり、今後何十年も暮らす場所だからこそ、注文住宅・セミオーダー・建売住宅のどれが最適かを慎重に考えることが大切です。
注文住宅を建てる前に予算の上限と内訳を明確にする
百年住宅で家を建てる前に、具体的な予算を決め、上限や内訳を明確にしておくことが大切です。
マイホームは、楽しみや期待から気持ちが高まり、つい予算をオーバーしてオプションを増やしてしまうこともあります。
しかし、予算を超えると住宅ローンの返済額が膨らみ、家計の負担が増えるため注意が必要です。
注文住宅の費用は、建築費・土地代・諸費用の大きく3つに分かれます。立地が良く土地代が高い場合は建築費を抑え、建物にこだわりたい場合は土地代を抑えるなど、バランスを取ることが大事です。これは百年住宅に限らず、どの住宅メーカーでも同様です。
すべてに妥協しないと、予算がどんどん膨らんでしまいます。
早い段階で具体的な予算を決め、上限を超えないよう担当者と共有しながら、こまめに見積もりを確認し、家づくりを進めることが大切です。
性能・仕様・価格を他社と比べて検討する
百年住宅に決める前に、複数の住宅メーカーを比較することが大事です。
それぞれの住宅メーカーで強みや性能、保証、価格などが異なるため、比較して自分に最適な選択肢が見つかる可能性があります。
マイホームで後悔しないためにも、しっかりと比較してから依頼先を決めましょう。
比較する際に便利なのが、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」です。
上場企業が提供するこのサービスでは、複数の住宅メーカーや工務店から、土地・間取り・資金計画などのプラン提案を受けられます。
スマホやパソコンで手軽に利用でき、各社のプランを比較しながら最適な住宅メーカーや工務店を選ぶことができます。
納得のいく家づくりのために、複数社を比較してから決めましょう。