【口コミ・評判】大和ハウスの注文住宅で後悔しない選び方とは？

大和ハウスは、木造住宅「xevo GranWood（ジーヴォ グランウッド）」や鉄骨住宅「xevo Σ（シーヴォ シグマ）」など、高性能な住宅シリーズを展開する大手ハウスメーカーです。

独自の技術開発と徹底した品質管理により、高い断熱性能と遮音性能を実現しており、住まいの性能と快適性に定評があります。

では、実際に大和ハウスの注文住宅に住まわれている方々の評判はどうなのでしょうか。口コミから、実際の評判を見ていきましょう。

大和ハウスの注文住宅が選ばれる理由と特徴

大和ハウスは1947年に設立された大手住宅メーカーです。
コマーシャルも積極的に放送しており、住宅メーカーのなかでも非常に知名度が高い企業のひとつとなっています。
正式な社名は、大和ハウス工業株式会社です。
読み方が「ヤマト」ではなく「ダイワ」になっているのは、大いなる和をもって経営に励みたいという意味があります。また、建築物を工業化させようという創業理念を示すため、ハウス工業という名称を付けました。

大和ハウス工業：加盟支店一覧

地域	支店名	施工対応エリア
中部	山梨支社	山梨県全域
	岐阜支店	岐阜県全域

戦後の住宅の供給不足でミゼットハウスがヒット

戦後の復興真っただ中の時期に設立された大和ハウスは、1959年にプレハブハウスの原点とされる「ミゼットハウス」を開発したところ爆発的ヒットします。
以降、日本を代表する住宅メーカーのひとつとして、画期的な住宅を開発し続け現在に至ります。
居住用住宅以外にも事業用施設・工場・ショールームなど多岐に渡る事業を手掛けており、売上高は2023年に5兆円を突破、営業利益も4,400億円以上と非常に好調です。
大和ハウスはさまざまな住宅を手掛けていますが、注文住宅に関しては30～40代のミドル層・お子さんがいるファミリー層からの需要が特に高いです。

会社名	大和ハウス工業株式会社
設立	1947年3月4日
代表者	代表取締役社長 芳井 敬一
本社所在地	大阪市北区梅田3丁目3番5号
資本金	1,622億1,684万212円
従業員数	連結：48,483人（2024年3月31日） 単体：16,135人（2024年3月31日）
事業内容	建築事業 都市開発事業 海外事業 環境エネルギー事業など

大和ハウスの価格帯・坪単価

大和ハウスの坪単価は約75～150万円です。令和5年に総務省が実施した住宅・土地統計調査によると、一戸建ての平均面積は126.32㎡となっていました。
そのため、坪面積で計算すると約38坪です。になります。大和ハウスの坪単価の中央値である112万円で計算すると、一戸建ての平均価格は4,256万円となり、大和ハウスの住宅は平均よりは高額であるといえるでしょう。
大和ハウスの坪単価が他ハウスメーカーと比べてどの位置にあるかわかりやすくするため、一覧表を作成しました。

ハウスメーカー	平均坪単価
積水ハウス	約93.0万円
へーベルハウス	約93.0万円
大和ハウス	約90.1万円
三井ホーム	約89.2万円
セキスイハイム	約87.6万円
パナソニックホームズ	約86.9万円
タマホーム	約68.4万円
住宅情報館	約63.3万円

大手ハウスメーカーの中では、大和ハウスは中堅に位置しています。

しかしタマホーム以降の中堅・ローコストメーカーと比べると、やはり大和ハウスは高価格帯であることがわかります。

暮らしに合わせて木造か鉄骨造かを選べる

大和ハウスの注文住宅最大の特徴は、木造と鉄骨造りが選択できるという点です。住宅を建てるうえで木造にするか鉄骨にするかは非常に重要で、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ハウスメーカーでも木造が得意な業者と鉄骨が得意な業者があるため、構造で迷っているときは2社から見積もりを取らなければならない場面も出てきます、

大和ハウスは木造の良さも鉄骨の良さも熟知しているため、どちらの構造を選んでも満足できる注文住宅を建てられるのが強みです。木造の注文住宅では、鉄骨造で培った技術を存分に活かし、今までにない木造建築を実現できます。
都市圏の限られた土地のように、複雑な敷地でも理想通りの住宅が建てられますし、防火の法令が厳しいエリアでも木造の住宅を建築可能です。断熱性能も非常に高く、最高等級である断熱性能等級7にも対応しています。
一方で鉄骨住宅最大の強みは、木造と比べて短期間で工事が完成する点です。重厚感や洗練された機能美を感じるデザインなど、鉄骨の良さを最大限にいかした家を建築してもらえます。

また、鉄骨の頑丈さを活かして4、5階建ての住宅を建築することも可能です。木造と鉄骨での性能差が気になる人もいるかもしれませんが、大和ハウスならば木造・鉄骨どちらを選んでも高性能な住宅に住めます。
木造であっても充分な耐震性を保ち、30年の構造防水初期保証と、60年の構造保証が付帯されます（30年目以降は15年ごとの有料メンテナンス実施が条件）。さらにもともとの断熱性能・省エネ機能に加え、太陽光発電を採用すれば年間の一時エネルギー消費量を実質0円にまで抑えることも可能です。

高い断熱性と遮音性で快適に過ごせる

商品名	構造	断熱性能の目安※1	遮音等級(D値)の目安※2
xevo Σ	鉄骨造	省エネ等級7相当 （断熱グレード最高等級の場合）	D-50前後
xevo GranWood	木造	省エネ等級7相当 （断熱グレード最高等級の場合）	非公表
skye3	鉄骨造	非公表	D-50前後

大和ハウスは木造・鉄骨両方にも対応しているため、建築できる住宅タイプが豊富であることも他社にはない強みのひとつです。そして、大和ハウスが建築する注文住宅はいずれも非常に高い断熱性能・遮音性能を達成しています。
本章では大和ハウスが手掛ける建築タイプのなかでも特に人気が高い、xevo Σ・xevo GranWood・skye3の3種の断熱性能と遮音性能について詳しく解説します。

xevo Σ（シーヴォシグマ）

xevo Σは鉄骨造の注文住宅で適応可能な住宅タイプで、最大の特徴は2.7m以上と天井を非常に高く取れる点です。そのため、開放感を感じられる住宅を建てたいと考えている人には特におすすめの住宅タイプとなっています。
xevo Σでは、スタンダードV・ハイクラスV・エクストラVと、段階的に3種類の断熱性能を選べるのも大きな特徴です。

暖かい地域ならば断熱性能は高くせずとも済みますし、北海道や東北など寒冷地域にお住まいの人は断熱性能を高めることで外からの冷気を遮断し、暖房の熱を放出しなくなるので省エネ効果が期待できます。
最高クラスのエクストラV断熱仕様では最高の断熱等級である等級7を実現させました。断熱等級は省エネ法によって定められた省エネ基準に反映されていますが、2022年10月に省エネ基準が刷新されたのに併せて改訂され、>改定前の4段階から7段階にまで最高等級が引き上げられました。
発電システムを採用することで、実質エネルギー使用料をゼロにできるほどの断熱性能を誇るZEH基準を満たした等級である、断熱等級5のUa値（断熱性能を示す値）は0.6です。一方、断熱等級7のUa値は0.26と、等級5の半分以下の数値となっており、断熱性能が非常に高いことがわかります。
遮音性能も非常に高く、二重の防振構造によって住宅業界で最高クラスの遮音等級であるD-50を達成しています。D-50は鉄筋コンクリート造のマンションと同クラスの遮音性能であり、室外や隣の部屋への音漏れが気になることもほとんどないでしょう。

天井高2.72m	開放感を感じる間取りが実現可能なうえに柱が少ないので家族構成の変化にも柔軟に対応できる
持続型耐震	独自のエネルギー吸収型耐力壁D-NΣQST（ディーネクスト）によって、少ない柱でも十分な耐震性をキープ
内外ダブル断熱	外壁と内壁に断熱材を挿入、高断熱・高気密化により省エネ化を実現

xevo GranWood

xevo GranWoodは大和ハウスの木造注文住宅の主力商品です。xevo GranWoodの外壁にはグランプレースという技術を採用しています。
グランプレースは車のサスペンションのような機能を有しており、特に地震の揺れに対する耐性が高いです。木造住宅は地震に対しての耐性に不満を感じる人も多いですが、xevo GranWoodならば十分な耐震性能を兼ね備えた住宅を建てられます。
断熱性能についてはxevo Σと同様にグレード別に5種類の断熱仕様を選べます。最高等級であるウルトラＷ断熱を選択すると、断熱等級7の家を建築可能です。
xevo GranWoodの遮音性について具体的な数値は記載されていませんでしたが、カタログには外部・内部の音を低減可能とあるため、遮音性能もそれなりに高レベルであるといえるでしょう。

高耐震	xevo GranWood独自の技術グランプレースにより鉄骨造に負けない高い耐震性を維持
高断熱・高遮音性	ウルトラW断熱により断熱等級7を達成。内外の音を大幅に低減して室内は非常に静か
高耐久の基礎	シームレス一体スラブ基礎によりつなぎ目を排除。シロアリ侵入防止に高い効果を発揮

skye3

skye3は重量鉄骨造の3階建てに対して適用される住宅モデルです。東京・神奈川・大阪など大都市では広い土地の確保が難しいうえに価格が高いので、3階建てを選択する人が多く、都市部で住宅を建てたい人におすすめのモデルとなっています。
また、1階を店舗や事務所にして2階より上を住居にしたいと考える人にもskye3はおすすめです。重量鉄骨は国土交通大臣認定を取得した工場で製造しているため品質は非常に高く、安心して家の建築を任せられます。

skye3ではxevo Σと同じく二重防振構造と外張り断熱材を採用しており、住宅業界では最高クラスの遮音性能D-50を達成しました。一方、断熱性能について具体的な数値は記載されていませんでした。
しかしながら遮音性能の説明で紹介した外張り断熱材に加え、内壁にも断熱材が入っているため、断熱性能もかなり高いです。高い断熱性能で室内の気温と外気温の温度差が生まれづらく、結露の発生を大幅に防げます。

都市圏でも快適な住居を建築	自由度の高い設計により、限られたスペースしか確保できない都市部でも快適な住居を建築可能
高品質の重量鉄骨	国土交通大臣認定工場で製造された重量鉄骨を使って建築しているため、高品質な住居が約束されている
最高クラスの遮音性能	住宅業界で最高クラスの遮音性能D-50を達成

全館空調システムで室内の空気は一年中クリーン

大和ハウスの画期的なシステムのひとつがエアヒーリングです。通常、エアコンなどの空調設備は各部屋ごとに設置しなければなりません。
エアヒーリングを住宅に採用すれば、高効率ルームエアコン1台だけですべての部屋の室温を快適に保てます。高齢化が進行する日本において、室温の差で生じるヒートショック現象はさらに大きな問題となるでしょう。
エアヒーリングを住宅に採用して部屋ごとの温度差を無くすことで、ヒートショックの発生を大幅に軽減できます。

また従来の住宅だと複数の部屋で同時にエアコンを使用した場合、電気代が一気に高くなってしまいますが、エアヒーリングならば稼働しているエアコンは常に1台です。
急激な光熱費の上昇を防げるため、毎月の出費の計算もしやすくなるでしょう。常に屋内の空気が循環されるため、ハウスダストの発生を防ぎ綺麗な空気を保てるというメリットもあります。

大和ハウスの『良い口コミ・評判』

大和ハウスの評判を調べたところ、以下のような良い口コミが見つかりました。

• アフターケアが手厚いという意見が多い
• 営業の提案が的確
• 遮音性の高さに満足

これらの評価は、大和ハウスが長年にわたって築き上げてきた信頼性と技術力を反映しています。それぞれについて確認しておきましょう。

傾向①アフターケアが手厚いという意見が多い

住宅を新築する時、知人の紹介があったため大和ハウス工業を選びました。住宅が完成してから5年が経過しましたが、大きな地震がきても問題なく、安心して生活しています。大和ハウス工業はアフターサポートがしっかりとしていて、毎年決まった時期に住宅の定期点検に来てくれるのが良いです。点検に来てくれる方が大工なので、例えば壁についている照明のリモコンの固定場所を変えたいなど、生活上で気になっていることを伝えると、すぐその場で直してくれました。そして、住宅をきれいに長持ちさせるためのアドバイスもしてくれました。引用元：みん評

大和ハウスはアフターサポートが非常に充実しています。住宅建築後、毎年住宅の総点検をしてもらえます。口コミを投稿した人は点検中にリモコンの位置を変更してもらっており、点検だけではなく問題点をその場で改善してもらえることがわかります。

傾向②営業の提案が適格

ハウスメーカーが違うとこうも違うのかというのがあれこれあります！
打ち合わせ中は、設備や見た目のあーしたいこーしたいといういろんなワガママを聞いて下さり、時には「奥さん、それはいらないです」「それはやめといたほうがいいです」と拒否されたこともありますが、住み始めてから、あの時、拒否されてよかった、先のことまできちんと考えて意見をくださったんだなあと。駐車場の場所、換気扇の位置、エアコンの室外機の位置などそのへんは正直、全く興味無いというかおまかせでしたが、すごく大切なことでした！！引用元：みん評

営業の人の提案やアドバイスが非常に適格だという評価が多かったのも大和ハウスの特徴です。家を売る側からすれば、オプションを多く付けてもらった方が利益が出るはずですが、口コミをみてもわかる通り、大和ハウスの営業は不要な設備は不要だとはっきり提言してくれます。

傾向③遮音性の高さに満足

大和ハウスの家に住んでいます。このメーカーに決めた理由としては、知り合いが働いていたことが一番のきっかけです。見学して気に入ったので、すぐに決めました。価格はちょっと高めですが、その分造りがしっかりしています。防音もしっかりしていて、同じ家の中でもドアを閉めていたら隣の音はあまり聞こえないぐらいです。
引用元：みん評

大和ハウスの住宅は高い遮音性が強みのひとつで、住宅では最高レベルであるD-50を達成しているモデルもあります。大和ハウスで住宅を建築した人も遮音性の高さを実感している人が多く、ドアを閉めた状態なら隣の音はほとんど聞こえないことに満足していることがわかります。

大和ハウスの『悪い口コミ・評判』

一方、大和ハウスで家を建築した結果、不満に感じている人たちの意見をまとめると以下のような傾向が見られます。

• 傾向①：住宅の不具合が多い
• 傾向②：営業の態度が最悪
• 傾向③：機能基準を満たせていない

傾向①住宅の不具合が多い

新築の引き渡し時から、まぁ出るわ出るわ不具合の多さ！簡易なものは手すりのビスが斜めに刺さってるところから始まり、床のワックスで床下収納が張り付いて開かない。床下暖房が効きだすのに、普通の倍以上の時間掛かる、多すぎて書ききれない・・・新築から数年で雨漏りも発生！その時にアフターへ連絡すると「今日は業務が休みなので確認は明日でも良いか」と。その時はあまりにも腹が立ったので、毅然とした態度に出ると、折り返し担当から「今日は作業が出来ないので、確認だけになります」と。来れるなら最初から来い！
引用元：みん評

悪い口コミを見ると、建築後の不具合に関して不満を感じている人たちからの書き込みが多く見受けられました。特に建築して数年後に雨漏りが発生しているのは、重大な欠陥です。住宅の不具合を防ぐには、できる限り建築中の家をチェックするのが一番です。

傾向②営業の態度が最悪

営業マンや所長までもが最悪でした
契約を結び、お金の振り込みが済むまでは常に感じもよく対応も完璧でしたが…住みはじめてトラブルが発生したら、ダイワハウスにも落ち度があったにも関わらずそれを懸命に説明しても認めないし理解しない、小学生なみの言い訳の同じことばかり繰り返して話になりませんでした。所長からの返答の文書も短文で謝罪の言葉も１つもなし、宛名書きは乱筆で汚いし名前の漢字も間違ってるし、あり得ない対応でした。こちらは裁判なんて何も言ってないのに、ダイワハウス側から「訴えたければ訴えていいですよ」と信じられない言葉を言われました。会社は大きくて社員に痛手はないでしょうから、お客を完全にバカにしてるなと気付けた言葉でした。
引用元：みん評

営業の人の提言が適格だったと、営業に高評価をしている人がいる一方で、営業の態度が最悪だったといった口コミも多く見受けられました。特に契約を結んで家の建築が完了したのちに態度が豹変する営業に対する不満が多いです。
営業は物件を売るのが仕事であり、アフターフォローは面倒にしか感じていない人が一定数村債するのでしょう。良い営業に出会えるかどうかは半ば運ではありますが、丁寧な対応をしてくれているかどうか、親身に相談に乗ってくれるかなど、悪い営業マンに引っかからないようにする対策はいくつかあります。
万が一悪い営業担当に当たってしまったら営業担当直属の上司などに連絡をして、担当者を変えてもらうよう申請するとよいでしょう。

傾向③機能基準を満たせていない

みなさんの投稿のとおり、最悪最低です。静音性超低、寒い、大結露の三重苦。夜寝れません。1年でカーテンが全てカビ、納戸の中もカビが発生しました。大和ハウスに相談すると、住み方が悪いといわれました。単純に性能が低いだけだと思います。

1年でコンクリートにひび割れが発生。また、3年ですべての部屋の天井のボードに段差が生じました。大和ハウスに相談すると、家の前の道路に車が通った振動が原因と言われました。１日10台くらいしか車通りませんが？単純に手抜き工事が原因だと思います。庭に芝張りをしましたが、デコボコで、２年たっても全面に生えそろいません。大和ハウスに相談すると、工事は終わっているから、自分でなんとかしろと言われました。

工事が終わった連絡をもらってませんし、完了の確認してません。家の性能、工事のチェック体制など、全てが最悪最低。担当者も客をバカにした幼稚な説明しかしません。多額のローンと、一生の後悔だけが残りました。
引用元：みんなの評判

低評価の口コミを見ると、大和ハウスがアピールしている断熱性や遮音性を一切満たしていないといった口コミも見られました。紹介した投稿者の家は、遮音性がないうえに断熱性能も著しく低いことがわかります。
住宅の性能に満足している人も存在するので、建築段階で何らかの不具合があったのでしょう。大和ハウス側に建築のチェックを任せっきりにするのではなく、自分で常に建築状態を確認するのが欠陥住宅を防止する最善の対策です。
また、保証期間内に欠陥が発生したときの対応についても必ず事前に確認しましょう。

大和ハウスの注文住宅で失敗を防ぐ3つのポイント

注文住宅は、人生最大の買い物となる人も多いことでしょう。だからこそ購入の際は勢いのままに決めず、よく考えて決断しなければなりません。
本章では注文住宅を購入して失敗しないために心がけておきたいことを3つに厳選して紹介します。

注文住宅である必要性を今一度考える

注文住宅の購入で失敗しないために押さえておきたいポイントのひとつは、注文住宅である必要性をよく考えるという点です。注文住宅は世界に一つだけしかない自分だけのマイホームを建てられる一方で、費用はセミオーダーや建売住宅と比べると高額になります。
もし、モデルルームを見て営業の人におすすめされたことが注文住宅を検討している理由ならば、今一度よく考えるようにしましょう。

間取り・設備・外観にこだわりがなければ、建売やセミオーダーでも十分満足できるマイホームを建てられる可能性が高いです。
注文住宅という選択を外すことでコストを抑えられますし、浮いたお金で設備のグレードを上げられ、却って快適な家を建てられる可能性もあります。

計画前に資金イメージを明確にする

注文住宅で失敗しないために心がけておきたいポイントの二つ目は、資金イメージを明確にしておくという点です。注文住宅の費用は土地代・建築費用・諸費用の3つで構成されています。
利便性の良い場所に建築すると土地代が高額になり、建築費用をセーブしなければなりません。一方で住宅の設備を充実させると土地代に使える費用が減るので、場所や広さをある程度妥協する必要も出てくることでしょう。

住宅メーカーの数は数えきれないほどありますが、3つの要素で費用が構成されていることはどのメーカーでも変わりありません。見積もりを出してもらう前に、予算の上限を先に設定しておき、上限を超えた場合に妥協する部分をあらかじめ決めておくと、計画通りの家を建てられます。

複数のハウスメーカーを比較して最適な家づくりを実現する

大和ハウスを利用した人たちの口コミを見ると、満足している人がいる一方で大きく公開している人たちが存在するのも事実です。ほかのハウスメーカーと大和ハウスを比較し、メリットだけではなくデメリットも理解したうえで建築を依頼するかを検討すれば、後悔せずに済みます。
ネット上には複数の住宅メーカーを比較できるサイトがいくつかありますが、特におすすめなのがリビン・テクノロジーズが提供している「家づくりプラン」です。家づくりプランでは希望する条件を入力することで、おすすめの土地や間取りなどを複数の業者が提示してくれます。
そのため、わざわざ自分で店舗に赴かずとも各業者の特徴を比較できるので、自分が希望する住宅にとって最適なハウスメーカーを短時間で見つけられます。利用の際に費用は一切かからないので、マイホームの建築を検討している人はぜひ一度活用してみてください。