【口コミ・評判】パナソニックホームズの注文住宅で後悔しない選び方とは?

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【口コミ・評判】パナソニックホームズの注文住宅で後悔しない選び方とは?

パナソニックホームズの注文住宅は、高耐震・高耐久な住まいとして知られていますが、実際に建てた人の評判はどうなのでしょうか。また、注文住宅を建てる際の失敗リスクをどのように避けることができるのでしょうか。
この記事では、パナソニックホームズの特徴や価格帯、実際の口コミ・評判を詳しく解説します。さらに、後悔しない家づくりのポイントもお伝えしますので、パナソニックホームズでの注文住宅を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

パナソニックホームズの強みと注文住宅の特徴

パナソニックホームズは、注文住宅、マンション、賃貸住宅経営、リフォームなど幅広い事業を国内外で展開する住宅メーカーです。

「万一も、毎日も、安心が続く住まいを。」をテーマに、地震に強い住まいを提供し、充実した保証制度も備えています。

パナソニックホームズの歴史は1963年に設立されたナショナル住宅建材株式会社に始まり、1977年に商品ブランド「パナホーム」が誕生しました。

2002年にはナショナル住宅産業から「パナホーム株式会社」へと社名が変更され、2018年4月1日からはパナホーム株式会社から「パナソニック ホームズ株式会社」へと改称されました。

2020年1月からは、プライムライフテクノロジーズ(PLT)株式会社のグループ会社に加わっています。同社は、パナソニック、三井物産、トヨタ自動車の3社によって設立され、持続可能な未来の暮らしの実現を目指しています。

PLT社の主なグループ会社は、以下のとおりです。

  • パナソニックホームズ
  • トヨタホーム
  • ミサワホーム
  • パナソニック建設エンジニアリング
  • 松村組

グループ全体の売上高は約1兆226億円で、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームの3社による戸建住宅の販売戸数は約1万1,000戸です。

なお、パナソニックホームズの国内事業会社には、連結子会社と持分法適用関連会社(非連結の子会社)があり、持分法適用関連会社は「パナホーム」という名称で現在も運営されています。

会社名 パナソニック ホームズ株式会社
(Panasonic Homes Co., Ltd.)
設立 1963年(昭和38年)7月1日
代表者 藤井 孝
本社所在地 〒560-8543
大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
従業員数 5,430名(2024年4月1日時点、連結)
事業内容 ・戸建住宅、賃貸集合住宅の建築工事、リフォーム工事の請負および施工
・分譲用土地、建物およびマンションの販売、不動産仲介、賃貸管理
・工業化住宅のシステム部材の製造および販売
建設業許可 国土交通大臣許可(特-2)第6164号
宅地建物取引業免許 国土交通大臣免許(15)第982号

パナソニックホームズの価格帯・坪単価

パナソニックホームズの坪単価は80万〜100万円程度で、住宅メーカーの中ではミドルクラスに位置する価格帯です。

例えば、坪単価80万〜100万円で35坪の家を建てた場合、本体建築費用は約2,800万〜3,500万円となります。

参考までに、住宅金融支援機構が実施した「2023年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の建築費用の全国平均は3,405.8万円で、建物の面積は約33坪(111.2㎡)、坪単価に換算すると約103万円となっています。

注文住宅購入者の平均世帯年収は704.1万円で、全国平均の524.2万円より高い水準です。

また、以下は主な住宅メーカーの坪単価一覧です。

住宅メーカー 想定坪単価
パナソニックホームズ 80万~100万円
クレバリーホーム 60万〜80万円
ミサワホーム 60万〜150万円
ユニバーサルホーム 50万〜95万円
ダイワハウス 45万~165万円
アエラホーム 50万~90万円
ポラスグループ 65万~130万円

※実際の価格とは異なる場合があります。

パナソニックホームズの住まいは、高耐力制震フレームを採用して地震に強い構造を実現するとともに、地震あんしん保証も備えています。さらに、光触媒タイルを使用することで、美しい外観を長期間保つことが可能です。

また、防犯性に優れた設計に加え、誰もが快適に暮らせるユニバーサルデザインや地球にやさしい環境性能を兼ね備えた住まいを提供しています。

その分、価格はミドルクラスでローコスト住宅よりもやや高めですが、優れた品質と価格とのバランスが多くの人から評価されている住宅メーカーです。

以下では、パナソニックホームズが高い品質と優れたコストパフォーマンスを持つとされる、その特徴について詳しく見ていきましょう。

耐震×防火×防犯で安心して暮らせる

パナソニックホームズの家は、耐火性や耐震性に優れ、防犯性能も高いため、長期間安心・安全に暮らすことができます。

それぞれの主な特徴は、次のとおりです。

性能 詳細
耐火性能 「もらわない、ひろげない」をテーマに、シャッター雨戸や屋根葺材、間仕切りなどを使用して、延焼防止や出火拡大の抑制対策を講じています。
耐震性能 高耐力制震フレームや制震鉄骨軸組構造、大型パネル構造などを採用し、優れた耐震性能を実現しています。
防犯性能 センサーカメラや玄関ポーチライト、勝手口灯を使用した攻めの防犯と、防犯合わせ複層ガラスやシャッター雨戸などの守りの防犯対策を実施しています。また、侵入を防ぐために、防犯に配慮した設計が施されています。

災害に強く、セキュリティを重視した家を求める方にも魅力的な住宅メーカーです。

一年中快適な温度と空気環境を保つ住宅設計

パナソニックホームズの家は、全館空調システムや優れた断熱性により、一年中快適な温度と空気環境を保つ住宅設計となっています。また、遮音対策も講じており、音によるストレスを軽減できます。

主な特徴は、以下のとおりです。

全館空調システム「エアロハス」 各部屋の温度センサーで得た情報をもとに室温を調整し、一年中快適な温度を実現します。さらに、高性能フィルターで空気を浄化して、清潔な空気環境を保ちます。
家まるごと断熱 外壁、天井、基礎の内側には高性能断熱材を採用し、優れた断熱性能を実現しています。また、アルミ樹脂複合サッシ+LowE複層ガラスにより、開口部の断熱性も向上させています。パナソニックホームズの家は、断熱等性能等級6(7段階中)に対応しています。
遮音対策 多層構造の外壁や遮音性能の高い床、サッシ、間仕切りを使用し、生活音や外部の騒音を効果的に軽減します。

経年劣化に強く環境と家計に優しい

パナソニックホームズは、光触媒タイル外壁や優れた耐久性、エネルギーマネジメントによって、経年劣化に強く環境と家計に優しい住まいを提供しています。

それぞれの特徴は、次のとおりです。

光触媒タイル外壁 光触媒タイル外壁「キラテック」はセルフクリーニング効果で雨水で汚れを洗い流します。また、ホコリやチリの付着を抑え、夜間も水膜が汚れを防ぎます。美しい外観を長く保つことが可能です。
優れた耐久性 防錆・防水・防湿対策を徹底することで、高い耐久性を実現しています。例えば、鉄筋コンクリート布基礎や外壁タイルの耐用年数は60年以上で、バルコニーシート防水は30年以上です。
エネルギーマネジメント V2H蓄電システムやHOME IoTを活用して省エネと創エネを実現し、消費エネルギーを実質ゼロ以下に抑えるZEHを提案しています。

メンテナンス費や光熱費の削減が期待できます。

パナソニックホームズの『良い口コミ・評判』

パナソニックホームズの良い口コミや評判を確認すれば、実際に家を建てた人が感じた魅力や満足点を知ることができます。

パナソニックホームズで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました

  • 傾向①:光触媒タイルが魅力的という声が多い
  • 傾向②:担当者の対応が良かったという声が多い
  • 傾向③:災害に強いという声が多い

それぞれの内容を見ていきましょう。

傾向①光触媒タイルが魅力的という声が多い

パナホームを選んだ一番の理由は、外壁に光触媒タイルを使用しているので、耐久性があり外壁の塗り替えやシールの打ちかえがいらないからです。サイディングの場合は10年から15年で再度塗装が必要になり、その都度費用が掛かるのですが、タイルの場合いらないので今後のメンテナンスを考えたらお勧めです。光触媒効果のため汚れもつかないので、外壁の色も念願の真っ白を採用しました。営業の方も紳士的で丁寧な対応でこちらが気づかないことも提案してくださり、とても助かり良かったです。
みん評

パナソニックホームズは外壁に光触媒タイルを採用しています。セルフクリーニング効果により、長期にわたって美観を維持できます。また、優れた耐久性を持ち塗装の頻度が少なく済むため、メンテナンス費用を抑えられるのが特徴です。口コミからも、この特徴が多くの方に高く評価されていることが伺えます。

傾向②担当者の対応が良かったという声が多い

以前、知人の紹介で知り合った営業マンが、こちらの要望に対してとても丁寧に対応してくれて、建築関係の素人の私達でも分かりやすく説明で勉強になりました。間取りの相談でも、対応可能なこと、不可能なこともごまかさずに正直な回答もしてくれましたし、できない理由も明確でした。しかも、設備関係でも不必要だったり、過剰設備な場合でも、正確なデータを参考に教えてくれて、費用の節約になったと思います。
みん評

口コミを見ると、担当者の対応が良いという意見が多く見られます。できることとできないことを明確に説明し、施主の期待を超えるプランを提案してくれる点や迅速な質問対応など、高評価を得ています。大手ならではの安心感もあるようです。

傾向③災害に強いという声が多い

エアロハスだけは不要だったのでカサートSにしましたが、内装外装すべての材料をパナソニックLクラスのみならず、TOTOの最高機種なども希望通りに選択させていただき、本当に最高な邸宅が出来上がりました。ただ坪単価は110万少々となりましたが、猛烈な台風が来てもびくともしない剛性感が本当に安心感があります。
みん評

パナソニックホームズの家は、内装や設備のグレードが高く、使い勝手も良く、建物の耐震性や耐久性も優れています。地震などの災害に強い住まいを提供しており、実際に住んでいる方からも、その点が高く評価されていることが伺えます。

パナソニックホームズの『悪い口コミ・評判』

パナソニックホームズの悪い口コミや評判を確認すれば、家を建てた人たちがどのような点に不満を感じているのかを知ることができます。

パナソニックホームズで実際に建てた人の口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました

  • 傾向①:対応が遅いという声がある
  • 傾向②:アフターサポートの対応が悪いという声がある
  • 傾向③:施工品質に不満という声がある

それぞれの内容について見ていきましょう。

傾向①対応が遅いという声がある

問い合わせへの対応がない
みん評

問い合わせへの対応がない、または対応が遅いといった口コミも一部見受けられます。そのような場合は、遠慮せずに担当者や事務所へ連絡を入れて早めに対応を促しましょう。遠慮しすぎず積極的に行動することが大切です。

傾向②アフターサポートの対応が悪いという声がある

建ててからのサービスの悪さ。対応も遅く作業もいい加減。他のメーカーにしておけばよかったと思うこの頃です。
みん評

マイホームで安心して暮らすためには、アフターサポートが欠かせません。対応が悪いと感じた場合は、担当者や事務所、本社に連絡して状況を説明しましょう。

また、パナソニックホームズは顧客数が多いため、時期によっては対応が遅れる可能性があります。そのため、事前にどのくらいの対応スピードや連絡頻度が期待できるのかを確認しておくことをおすすめします。

傾向③施工品質に不満という声がある

友達がパナホームで建てその紹介で私もパナにしました。正直もう一度立てたいし次立てるならパナにしませんロフト欲しかったのに却下され要望言っても却下。住んでみたら設計ミスなのかなって思うとこもあるし。適当にやられた感じがすごいです…
みん評

施工品質に対する不満の口コミも一部見受けられます。問題を発見した際は、内覧時や気づいたタイミングですぐに担当者へ伝えましょう。大手で長期保証も備えているため、迅速に対応してもらえる可能性が高いです。

また、どの住宅メーカーでも仕様や設備に問題が見つかることもあるため、問題があった場合は早めに連絡して対応を依頼することが重要です。

パナソニックホームズの注文住宅で後悔しない3つの方法

パナソニックホームズの注文住宅で後悔しないためには、本当に注文住宅が必要かどうかを慎重に判断し、具体的な予算計画を立てることが重要です。また、パナソニックホームズを選ぶ前に、複数の住宅メーカーを比較して、自分にとって最適な選択かどうか確認することも大切です。

これらのポイントを押さえることで、後悔するリスクを減らすことができます。

ここでは、パナソニックホームズの注文住宅で後悔しないための3つの方法を紹介します。

本当に注文住宅でなければいけないのかを確認する

パナソニックホームズの注文住宅で後悔しないためには、本当に注文住宅が自分にとって最適な選択かどうかを慎重に検討することが大事です。

例えば「モデルハウスで営業担当者に勧められたから」「友人が注文住宅を建てたから」といった理由だけで選ぶと、ミスマッチが生じ、後悔につながる可能性があります。

注文住宅以外にも、セミオーダー住宅や建売住宅といった選択肢があるため、目的や条件に合った住まいを選ぶことが大切です。

注文住宅は自由設計が可能ですが、反面、価格が高めになる傾向があります。一方で、セミオーダー住宅や建売住宅は設計の自由度は限られるものの、価格を抑えられ、入居までのスピードも早いというメリットがあります。

また、浮いた予算を設備のグレードアップや外構工事に充てることも可能です。

注文住宅のデメリットや他の住まいのメリットもしっかりと比較し、冷静に判断しましょう。

予算感を明確にしておく

パナソニックホームズの注文住宅で後悔するのを避けるためにも、予算を明確にしておきましょう。

どれだけ素敵な家が完成しても、予算を大幅に超えると住宅ローンの返済負担が家計を圧迫し、生活に支障をきたす可能性があります。

また、将来的に住宅ローンの金利上昇や修繕費の負担が重くなり、対応が難しくなることも考えられます。その結果、生活に余裕がなくなり、働き詰めになってプライベートが犠牲になる事態にもなりかねません。

注文住宅を建てる際には、土地代、建築費用、諸費用、オプション費用などの費用がかかります。

例えば、土地代が高ければ建築費用やオプション費用を削減して予算を調整する必要があります。一方で、建物にこだわりたい場合は、立地条件を妥協して土地代を抑えるといった工夫が必要です。

マイホームを建てる際は、気持ちが高ぶって普段はしないような大胆な決断をしてしまうことがあります。

そのため、予算をしっかりと明確にし、予算オーバーにならないように注意しましょう。

性能・仕様・価格を他社と比べて検討する

パナソニックホームズの注文住宅で後悔するリスクを減らすためには、事前に他の住宅メーカーと比較することをおすすめします。

各住宅メーカーによって性能、仕様、価格などが異なるため、比較を通じて自分に最適なメーカーを選ぶことが大事です。高額な買い物だからこそ、よく比較して慎重に選ぶことが重要になります。

「大手だから安心」「対応が良かったので他社は見なくてよい」といった考えで、最初から1社に絞ってしまうと、自分にぴったりの住宅メーカーを見逃してしまい、後悔する可能性が高くなります。少なくとも2〜3社以上を比較し、それぞれの性能、仕様、価格を確認しましょう。

比較する際には、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」が便利です。上場企業であるリビン・テクノロジーズが提供する無料のサービスで、複数の住宅メーカーや建築会社に間取りプランや資金計画の作成を依頼でき、提案を受けることができます。

各社の特徴や価格が一目でわかり、効率的に比較できるため、忙しい方でも安心です。

よく比較した上でパナソニックホームズを選んでも遅くはありません。注文住宅には「もっと他の住宅メーカーも見ておけばよかった」といった後悔の声が多いため、どのメーカーを検討する場合でも、複数社を比較して決断することが大事です。

早速、家づくりプランのサービスを活用してみてください。

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