ヘーベルハウスの評判・口コミからわかった後悔しないための対策とは

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ヘーベルハウスの評判・口コミからわかった後悔しないための対策とは

ヘーベルハウスは高い耐震性と耐火性、60年の長期保証など、数々の魅力的な特徴を持つ住宅ブランドとして知られています。

しかし実際に建てた人の口コミを調べると「契約直後に担当者の態度が変わった」「長期保証の維持には高額な費用がかかる」といった悪い評判が見られることも少なくありません。

この記事ではヘーベルハウスを検討している人に向け、実際のオーナーの評判や口コミから見えてきた注意点と、後悔しないための具体的な対策を紹介します。契約前に確認すべきポイントを確認しておきましょう。

ヘーベルハウスの概要

へーベルハウスは旭化成ホームズ株式会社が展開する住宅ブランドです。

旭化成ホームズ株式会社の概要は以下のとおりです。

旭化成ホームズ株式会社の詳細
項目 内容
会社名 旭化成ホームズ株式会社
ブランド名 ヘーベルハウス
設立 1972年
従業員数 1万1,956人(2024年3月末現在)
売上高 9,129億円(2024年3月期連結)
※旭化成グループ全体の32.8%
※建築請負部門(戸建+集合)約4,010億円
戸建住宅引渡戸数 2022年上半期実績:3,377戸
2022年通年予想:7,380戸
アフターサービス ・60年間の無料点検サービス
・30年目の集中メンテナンス

へーベルハウスは、鉄骨と「へーベル」と呼ばれる軽量気泡コンクリート(ALC)を組み合わせた構造が特徴で、耐久性、耐火性、断熱性に優れています。

軽量気泡コンクリートは現在広く用いられている建材ですが、旭化成ホームズがドイツのヘーベルガスベトン社と技術提携して、日本に初めて導入しました。へーベルハウスは「ロングライフ住宅」をコンセプトに、60年間の無料点検サービスを実施し、30年目の集中メンテナンスによる60年耐用住宅を目指しています。

ヘーベルハウスの価格帯・坪単価

へーベルハウスの2023年度の1棟平均単価は約5,100万円で、大手住宅メーカー9社では三井ホームに次ぐ高価格帯に位置します。建坪の平均は約43坪です。坪単価は平均で約120万円ですが、建築仕様によって変動幅が大きく、80~150万円ほど開きがあります。

以下のグラフは、2023年度の大手ハウスメーカー9社の1棟平均単価・床面積を表したものです。

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出典:大手ハウスメーカー9社 2023年度の1棟平均単価・床面積の散布図│住宅産業新聞社

以前に調べたときより坪単価が上がっていると感じた人もいるでしょう。近年はどのハウスメーカーの建築費も値上がり傾向にあります。

国土交通省の「建設工事費デフレーター」によると、2015年を100(基準)とした場合、2022年は120.2と1.2倍に高騰しており、その後も高騰傾向にあります。

高性能建材「ヘーベル」を採用

へーベルハウスは、ブランド名にもなっている高性能建材の「へーベル」を使用しています。

へーベルはALC(軽量気泡コンクリート)の一種で、コンクリートを鉄筋が組み込まれた型枠に流し入れ、発砲させたあとに硬化させた素材です。

出典:ヘーベルとは│旭化成建材株式会社
へーベルの知名度が高いため、ALC一般がへーベルと呼ばれる傾向がありますが、ALCは素材を表す一般名詞でへーベルは商品名です。

ヘーベルは、厚さによって次の3種類に分けられます。

旭化成ホームズの商品名
商品名 厚さ
へーベル 75mm以上
へーベルライト 50mm
へーベルパワーボード 35mm

へーベル、ヘーベルライトは耐久性、防耐火性、断熱性、遮音性が優れた素材です。ヘーベルパワーボードは、木造住宅の外壁や商業施設の間仕切りなど多目的に使用されます。

なお、いずれも表面に無数の穴があり水を吸うため、防水性は高くありません。そのため、防水塗膜の定期的なメンテナンスが必要です。

ロングライフ全館空調で夏も冬も快適に過ごせる

ヘーベルハウスの「ロングライフ全館空調」は、1フロアに1台のエアコンを天井に設置して、フロア全体を快適な温度に保つ冷暖房システムです。
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出典:HEBEL HAUS│旭化成株式会社
部屋ごとにエアコンを設置する必要がなく、家族はどの部屋にいても快適な温度で過ごせます。居室単位の細かな温度調節が可能で、室内デザイン上もメリットがあります。

トイレや浴室に移動した際の高齢者のヒートショックのリスクも軽減します。

各部屋は「熱交換型換気システム」により排気と給気がおこなわれ、つねにキレイな空気が循環します。

熱交換型換気システムとは、排出する空気から回収した熱(または冷気)で外気を温めて(あるいは冷やして)給気するシステムで、冷暖房費を節約する効果があります。

また、給排気の温度差が小さくなることで結露が発生しにくくなり、カビやダニの抑制につながります。

長期保証で安心して住める

ヘーベルハウスは「ロングライフプログラム」「60年無料点検システム」によって、長期間安心して住めます。

基本構造の鉄骨、鉄筋コンクリート基礎およびへーベルの耐用年数を60年以上、防水・外装の耐用年数を30年とし、交換・補修を30年目にまとめて行います。

60年間無料点検システムは新築1年後、2年後の点検以降、5年後・10年後・15年後と5年ごとの点検を無料で実施するシステムです。

「ロングライフプログラム」と「60年無料点検システム」は、オーナーが変わっても引き継がれるため、住宅を売却する際にも有利な条件となります。

ヘーベルハウスの良い口コミ・評判

ヘーベルハウスを実際に建てた人の良い口コミをリサーチしたところ、以下のような傾向がありました。

  • 地震、火災に強く、安心して暮らせる
  • 定期点検システムが整っている
  • 営業担当者の対応が良かった

それぞれの傾向について、口コミを紹介しながら説明します。

地震、火災に強く、安心して暮らせる

鉄骨躯体にへーベル板を外壁としたヘーベルハウスは、耐震性と防火性の良さが安心感につながっている、という口コミが多数ありました。

ハウジングセンターに行った際に、何気なくヘーベルハウスに立ち寄りました。すると、中では実際に起きた災害時にヘーベルハウスだけが耐えることが出来たという写真や、火で熱した場合の壁の見本がありました。災害時に家を失うリスクを少しでも減らしたいと考えていたので、ヘーベルハウスの説明がとても心に響きました。また、実際に我が家を建設している際に鉄骨を見せてもらいましたが、ものすごく頑丈でしっかりと骨組みがされていて中からも安心できるハウスメーカーだと思います。
引用元:みん評

メーカーはモデルハウス内に、東日本大震災でヘーベルハウスだけが倒壊せず、津波にも流されずに残っている風景写真を展示して、耐震性の高さをアピールしています。

火災に強いことが決め手になったという、次のような口コミもあります。

前の家は建売で購入。地震どころか近くを大型車が通ると揺れたり、ドアが開きづらくなったり、状態の良い家ではありませんでした。1981年以降の新耐震基準の建物とはいえ、大きな地震が来たらつぶれるかもという不安はありました。

そんな時、阪神淡路大震災(1995年)の直後に神戸へ行った時のこと。すべて焼けてしまった住宅街の中、ヘーベルハウスだけがポツンと残っていました。
それまでは耐震にこだわっていたが、地震時は火事対策が重要ということに気づいたのです。

建売住宅のローンを払い終えた直後でしたが、住宅周辺環境の変化(過密化と日照問題)もあり、建替えを決意しました。
引用元:みん評

上記のような口コミから、価格が高くなっても耐震性と耐火性が高いヘーベルハウスを選びたいという理由につながった可能性があります。

定期点検システムが整っている

ヘーベルハウスは「ロングライフプログラム」「60年無料点検システム」によって、長期間安心して住める住宅であることをアピールしており、この点を高評価する口コミも多くありました。

ロングライフ住宅を謳っているだけあって、1年点検3年点検…と、定期的に無料の点検があります。そしてちょっとした不具合ならその際に直して貰えました。点検も丁寧できちんとした方がいらっしゃいます。
引用元:みん評

住宅展示場でヘーベルハウスが気に入り、誠実な営業さん、頼りになる設計さんに、希望する家を建てていただきました。20年以上も前に建てましたが、特に困ることなく、アフターサービスもしっかりしていて、今でもヘーベルハウスにして良かったと思っています。
引用元:みん評

これらの口コミからは、定期点検がきちんと実施され、見つかった不具合に対する対応にも満足していることがうかがえます。

営業担当者の対応が良かった

ヘーベルハウスの営業担当者についての口コミは、良い評価と悪い評価の両極端に分かれる傾向があります。

ここでは良い評価の例を紹介します。

家を建てるにあたって、沢山のハウスメーカーを見て回りました。
始めに気に入った点は躯体の頑丈さでした。
色々な災害で被害に遭われた家と助かった家の違いなどを聞いていくうちに、へーベルなら大丈夫ではないかと確信しました。
営業担当者の誠実な人柄と対応にも感心しましたし、設計担当者も熱心にこちらの話を聞きながら設計していただきました。
家を建てるまでの間には色々な行き違いもあり腹立たしく思うことがありましたが、やはり人と人との繋がりは大切だと思いましたし、それは第一印象である程度つかめるものだと思います。
引用元:みん評

営業さんが正直で熱血で良い人で、そこがハウスメーカをきめる決め手になりました。この営業さんでなければこの金額を支払うことはできなかった。細かな注文、説明まで嫌がらずに誠意を持って対応してくれた。メール、電話のレスポンスが早い。
います。
引用元:みんなの注文住宅

営業担当者についての良い口コミでは、人柄の良さ、誠実さ、対応の良さなどが高く評価されています。

ヘーベルハウスの悪い口コミ・評判

ヘーベルハウスを実際に建てた人の悪い口コミを調べたところ、以下のような傾向がありました。

  • 価格が高い
  • 60年保証の条件が厳しく、メンテナンス費が高い
  • 下請けの質が悪い
  • 営業担当者の態度が契約後に豹変し、トラブル対応も悪い

ヘーベルハウスのオーナーが後悔しているポイントはどこなのか、それぞれの傾向についてクチコミを紹介しながら説明します。

価格が高い

ヘーベルハウスの価格が高めなことは契約前に承知していたけれど、それでも後悔の種になったという口コミが見られました。

坪単価が他のハウスメーカ・工務店に比べて高い。間取りも内装一式も標準でそろえたがこの値段になった。予算内にしたので家は広くなく、普通一般の家のサイズ。それで3000万円は少し高い気がする。(他の工務店にすれば倍の広さの家を建てることができた)
みんなの注文住宅
引用元:みんなの注文住宅

坪単価が他のハウスメーカ・工務店に比べて高い。間取りも内装一式も標準でそろえたがこの値段になった。予算内にしたので家は広くなく、普通一般の家のサイズ。それで3000万円は少し高い気がする。(他の工務店にすれば倍の広さの家を建てることができた)
引用元:みんなの注文住宅

やはりハウスメーカー、オプションで何をするにしてもお高いです。地元工務店で新築した友達が、オプションで追加したものの金額的内訳を教えてくれたのですが、えっ!そんなに違うの?って驚きました。
引用元:みんなの注文住宅

他の工務店にすればもっと広い家が建てられた、とにかく高い、家本体だけでなくオプション価格も高かった、などの価格の高さについての口コミもさまざまです。

60年保証の条件が厳しく、メンテナンス費が高い

アフターケアについては「ロングライフ住宅」「60年間無料点検」というコンセプトから受け取るイメージと実際は違う、という口コミが複数見られました。

営業は「ロングライフ住宅ですよ」と言いますが、実際はイメージとかなり違います。
契約書をよく見ると、点検を受け有料メンテナンスを受けた場合のみ、保証延長されると書いてあります。
30年までは高額メンテナンスは掛からないと信じてしまっている方も多いと思いますが、へーベルのメンテナンスは築2年、5年、10年、15年、20年・・・とあり、その都度、へーベルが保証延長を更新するシステムです。

我が家は築10年の時に外壁塗装が傷んでいるので15年時までに再塗装をしないと保証延長しないと言われました。躯体・防水保証とは関係なしに外壁塗装を勧めてきます。
確か契約前は営業から「外壁塗装は30年後でいい」と聞いたはずなのにな?と思い、へーベルに再度聞いてみましたが「そんな事は言っていない」と言われました。

躯体・防水保証は30年でも外壁塗装の保証は5年しかありません。しかも、へーベル版は塗装が剥がれると水を吸ってしまい、外壁としての機能が落ちるようです。メンテナンスで一番費用が掛かるのは外壁塗装だと思いますので、これからの方は気を付けてください。
引用元:みん評

我が家は30年後のメンテ代に500万貯めて下さいって言われたよ
引用元:マンションコミュニティマンションコミュニティ

ヘーベルハウスを通じてのメンテナンスが保証継続の条件であり、そのメンテナンス費が高いことが「イメージと違う」という口コミにつながっているようです。

営業トークで「30年間メンテナンスフリー」と言われたオーナーも多いようですが、これは30年間メンテナンス不要という意味ではありません。10年後点検、20年後点検で不具合が見つかれば、有償でのメンテナンスが必要になります。

上記の口コミ中にも「我が家は築10年の時に外壁塗装が傷んでいるので15年時までに再塗装をしないと保証延長しないと言われました」というコメントがあります。

「ロングライフ住宅」や「60年間無料点検」については、思い込みや期待が大きいと建築後の後悔の元になりやすいので、営業担当者の説明だけでなく、実際に建てた人の声をできるだけ多く聞くことが大切です。

下請けの質が悪い

どのハウスメーカーも実際に建築、メンテナンスするのは下請けの業者ですが、その下請けの質が悪いという口コミが複数見られました。

吊り戸棚の補強とか、防水シートの修理とか、最近工務店が来ることが多かったのですが、まともに挨拶も出来なかったり、修理の内容を事前に説明もせず作業を一方的に開始したり、修理作業実施後はハンコ下さいというだけとか、設計図を片手に持ちつつ、施工場所を全く把握していないとか、改めて工務店の質の低さを痛感しました。 工務店が作業しに来るたびに、対応が酷いので、ヘーベリアンセンターに連絡するのですが、今後はこの様なことがない様にといいつつ、全く対応が直りません。 いいものは使っているとは思いますし、丁寧に建てて貰えれば、安心して長く住めるとは思います。しかし、自宅がこんな状況なので、誰かに薦めたことはありません。
引用元:みんなの注文住宅

このように、内装の仕上がりの悪さや作業態度から、下請けの質の悪さを感じたという口コミが目立ちました。

見える所でこうなのだから、見えない所はどうなっているのだろう、という不安の声もあります。

下請け会社についてヘーベルハウスにクレームをつけたときの対応の悪さに対する不満の口コミも複数ありました。

営業担当者の態度が契約後に豹変し、トラブル対応も悪い

ヘーベルハウスの口コミの中には、営業担当者に関する悪い評判もありました。

自宅、集合住宅を旭化成さんに作ってもらいました、きっかけは、展示場で、やはり地震、火事に強いからです50歳なので金も貸してもらえなかった。
契約書にサインした途端、態度が変わり営業の方は偉そうな態度を取り始め、出来たら図面と外構が違い、ウォーキングクローゼットに入るタンスが、測ったはずが、入らず、4ヶ月待つも、一向に動かず、新宿本社に事情説明して、武蔵野支店に、掛け合ってもらい、やっと直し始めましたが部屋が使えず一ヶ月ホテル住まい、アパートの基礎部がやり残し状態、指摘しても、相手にしてもらえず、弁護士に間に入ってもらい、ようやく、基礎部の外観が完成、アパートの内の部屋の下地が手抜き工事で全部屋やり直して頂きました、良かった点は外見の壁がもらいけど好き、今風の家、気になった点は、注文住宅をうたっているのに、あれはダメこれもダメ、結局、工場の寸法で無いと作ってくれない、最後に思う事は、この会社は施主の事より自分達の会社優先、高いから安心は、あり得ない様です。
引用元:みん評

次のような、営業担当者のミスで補助金がもらえなかったという口コミもありました。

設計時は一度伝えたことを反映し忘れ、かつこちらが指摘するまで気づかない。 営業の方が補助金の申請を忘れていて補助金を受け取れなかったのにも関わらず、保証は半分の金額までしかできないとの返答。お金関連で顧客に損害与えるのはありえない。 まとめて必要書類を伝えず、何度も何度も住民票や印鑑証明を取りに行く羽目になるが、抗議しても改善しなかった。 総じてあまり信用できない。 他のHMにしたほうが無難かもしれない。
引用元:みんなの注文住宅

同じヘーベルハウスでも、営業担当者の態度や能力は人によってさまざまで、高評価と低評価が極端に分かれる傾向があります。

トラブルの対応が悪い

住宅引き渡し後に見つかった不具合や、発生したトラブルへの対応が悪いという口コミが複数ありました。

ヘーベルハウスはヘーベリアンという、アフターサービス専門課がありますが、不具合が起きた時担当者にかなり困っているので1日も早く対応して欲しいと依頼しても、その不具合は施工上問題無いの一点張りの上、じゃあ直ぐに何か対策を考えて連絡をして欲しいとお願いしても一向に連絡は無く。1度ならず、2度も同じような対応をされ、それを上司に相談し、担当変更を依頼するもそれは当社では全く問題無い対応ですので担当変更は不可能ですと言われた。異常としか言いようが無いです。
引用元:みんなの注文住宅

皆さん、ヘーベルハウスの窓枠には見栄えをよくするためにシートが貼ってあるのをご存知ですか?
 そのシートに耐久性があればいいのですが日のよく当たる場所においては、写真のように剥がれたりシワがよることがあります。我が家では何度もこうしたことが発生していますが、問題は何らこうしたことが改善されていないことです。

ヘーベルハウスを検討されている方はこうしたことを事前に確認されることをお勧めします。
また、ヘーベルハウスの維持費には、外壁塗装や防水シートの交換など莫大な費用がかかることをご承知おきください。
我が家は築25年ですが高級車1台分以上の費用がかかっています。

なお、ヘーベルハウスのアフターサービスは旭化成ホームズ株式会社が担当していますがその責任感に欠ける対応にも残念でなりません。
具体的には、築20年すぎに屋上の防水シートの施工不良により雨漏りが発生しましたが、担当者は1年に一度必ず点検に来ると約束しましたが25年点検までに一度も来ませんでした。

我が家の新築当初からクレームばかりでしたが、その対応を含めて残念なことばかりです。機会があればまた投稿したいと思います。

引用元:みん評

上記の口コミ以外にも、下請けの質や営業マンの対応についての悪い口コミの中にも、トラブル対応に対する不満が語られています。

ヘーベルハウスの注文住宅で後悔しないための3つの心得

ここまで見てきた口コミから分かる「ヘーベルハウスで家を建てて後悔しないための心得」は、次の3点です。

  • 予算設定を明確にする
  • 既存の住宅を見る、オーナーに話を聞く
  • 他社との比較検討を怠らない

それぞれについて説明します。

予算設定を明確にする

マイホームの建築は、その後の住宅ローンの支払いとワンセットです。

建築予算をローンの頭金、毎月の返済額、ローン期間を考え合わせて、無理なく設定しましょう。

建築費は内装へのこだわりや営業担当者の提案などで、当初の予算より膨らみがちなので、予算の上限を明確に設定することが重要です。

予算をオーバーすると、せっかく満足できる家を建てても、支払いで後悔するおそれがあります。

新築にともなって家具や家電の購入など、新居に合わせた生活用品を購入する必要があります。固定資産税や都市計画税など税金の支払いも発生します。

住宅ローン以外の支出も考慮に入れて、余裕を持った予算設定をするのが後悔しないための大切な心得です。

ヘーベルハウスに限らず営業担当者は契約を急がせる傾向があるので、予算設定を明確にしてから商談に臨むことが大切です。

仮契約で支払う数十万~100万円ほどの金額も、解約すると打ち合わせに経費が掛かったなどの理由ですんなりとは返却されず、諦めなければならないケースが少なくありません。
参考:Yahoo!不動産

既存の住宅を見る、オーナーに話を聞く

モデルハウスの見学だけでなく、実際に人が住んでいる住宅を見ること、そのオーナーに話を聞くことが大切です。

モデルハウスで説明する営業担当者は、基本的にいいことしか言いません。親身になって相談をしてくれたとしても、それは契約を取りたいからで「仮契約の後に態度が変わった」という話も耳にします。

SNSなどのネット上のオーナーの経験談は真偽の判断が難しく、参考程度にしかなりません。

友人、知人にヘーベルハウスに住んでいる知り合いがいないか聞いてみる、ヘーベルハウスの住宅を見かけたら思い切って訪問してみるなど、実際にオーナーの話を聞けるように努力してみましょう。

SNSの投稿者にDMを送ってみるのも一つの方法です。ただし、SNSを通じての出会いにはリスクもあるため用心が必要です。

注文住宅の建設は一生に一度の高額な買い物なので、後悔しないためにできるだけのことはやっておきましょう。

ヘーベルハウスが実施している、建設現場と新築入居宅を見学する「LONGLIFE BUS TOUR バス見学会 」に参加するのも参考になります。ただし、入居後すぐのオーナーだけでなく、10年、20年と住み続けたオーナーにも話を聞くようにしたいものです。

他社との比較検討を怠らない

ヘーベルハウスに限らず、いわば一目惚れで「この住宅メーカーがいい」と思い込むのは危険です。

まさに恋は盲目で、良いところばかりが目につき、弱点やデメリットには気づきにくいからです。

最初に出会った住宅メーカーが気に入ったとしても、そこで結論を出すのではなく、他の住宅メーカーも比較検討することが大切です。

比較のポイントには次のようなものがあります。

  • 外観デザイン
  • 構造・工法
  • 価格
  • 保証・メンテナンス
  • 営業担当者の対応

このような比較検討に便利なのが、メタ住宅展示場の「家づくりプラン」の利用です。住宅展示場に足を運ぶことなく、複数のハウスメーカーから間取りプランや資金計画の提案を受けられます。土地を所有していない場合は、土地の提案からトータルでサポートしてもらえます。

「家づくりプラン」には大手ハウスメーカーから地域の工務店まで、多数の建築会社が登録しています。良心的な会社が厳選されているため、信頼できる建築会社が見つかり、後悔しない家づくりが可能です。

東証グロース上場

リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場 証券コード:4445)が運営する住宅展示場です

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