土地の購入では「近所への聞き込み」が重要!意外な事実に驚くことも!?

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土地の購入では「近所への聞き込み」が重要!意外な事実に驚くことも!?

土地の購入は、人生において大きな買い物のひとつです。後悔しないために、しっかりとチェックすることが大切です。しかし何度も土地を見たり、地図アプリで駅までの距離を調べたり、さまざまなチェックをしていたとしても、意外な落とし穴があるかもしれません。

そういった落とし穴を見つける方法として、近所への聞き込みがおすすめです。購入前の最終チェックとして、近所への聞き込みをするときのポイントについて解説します。

土地購入の最終チェック「近所への聞き込み」のすすめ

土地を購入したときの最終チェックとして「近所への聞き込み」がおすすめです。近所に住んでいる人は、その土地や地域のことを詳しく知っているため、とても参考になります。

完璧だと思ったチェックの落とし穴!

土地の情報を調べ尽くして完璧だと思っていても、情報だけではわからない落とし穴が隠れているかもしれません。そんな落とし穴について解説していきます。

特に次のようなことには注意が必要です。

  • 迷惑な隣人が住んでいるかも
  • 面倒くさい町内会があることも
  • 前面道路が有名な抜け道だった
  • 地域住民のマナーが悪い

土地の購入をするときは、忘れずにチェックしましょう。

迷惑な隣人が住んでいるかも

購入を検討している土地の隣人には、特に注意しておきましょう。どんなによい土地でも、隣人次第で住みやすさや生活環境などが大きく変わります。隣人によっては生活音や騒音に悩まされたり、価値観の違いなどから近所トラブルに発展したりするおそれもあります。

一度土地を購入すると簡単には引っ越しができません。隣人とは交流の機会も多いため、どんな人が住んでいるのかなるべく確認しておきましょう。もし隣人と話せなくても、建物や庭がきちんと手入れされているか、境界トラブルなどに発展する懸念要素はないかなどチェックしておきましょう。

面倒くさい町内会があることも

町内会の活動状況や規則などを確認しておきましょう。町内会によっては、町内行事への積極的な参加が求められたり、定例会などの集まりが多かったりするかもしれません。町内会に関する情報は、聞き込みのほかにも市役所や公民館などで教えてもらえることもあるので確認してみましょう。

前面道路が有名な抜け道だった

一見して交通量の少ない閑静な住宅街のはずが、実は前面道路が渋滞を迂回する際によく使われる抜け道だった、といったこともあります。

このような情報は聞き込みをしなければ、なかなか知ることができません。聞き込みのほかにも車や歩行者の交通量を知るために、しばらく土地の前で定点観測をしてもよいかもしれません。

地域住民のマナーが悪い

地域住民のマナーが悪いと、トラブルや後悔につながるおそれがあります。頻繁にトラブルを起こすような人がもし地域にいれば、聞き込みをすると教えてもらえるかもしれません。

ほかにもゴミが散乱していたり、路上駐車が頻繁に見受けられたりなど、地域住民のマナーについてはしっかり確認しておきましょう。

実は事故物件だった

近所の聞き込みによって、実は購入予定の土地が事故物件であったと発覚するケースも考えられます。本来、自殺や他殺など人の死に関係する事件が発生した不動産の売買では、売主が買主にその事実について告知する義務があります。

しかし、土地が売れにくくなったり売却価格が下がったりすることを懸念して、故意に告知しない悪い売主も少なからず存在します。そんな売主であったとしても、近所に聞き込みをすることで教えてもらえるかもしれません。

近所への聞き込みでわかること

近所へ聞き込みをすると、次のようなことがわかります。

近所に住んでいる人の傾向

近所への聞き込みによって、近所にどのような人が多く住んでいるかなどの傾向を知ることができます。子育て世代が多い、ご高齢の方が多いなど、データだけではわからない情報を教えてもらえるかもしれません。

実際の暮らしやすさ

近所に住んでいる人から、実際の暮らしやすさについていろいろ教えてもらえるかもしれません。たとえば交通の便やスーパーなどの買い物事情、公園や病院などの施設の口コミなど、実際に住んで暮らしているからこそわかる情報をありのまま聞けます。

長く住んでいる近所の方がいれば、購入を検討している土地についても詳しい情報を教えてもらえるかもしれません。

聞き込みをするときのコツ

実際に近所に聞き込みをするには、どのように行えばよいのでしょうか。ここでは聞き込みをするときのテクニックやコツについて解説します。聞き込みをするときは、次のことを心がけましょう。

  • 聞き込みをしている理由を正直に話す
  • 直接話しかけやすいタイミングをはかる
  • 教えてもらえないのが“当たり前”
  • お礼に手土産を持って行く

聞き込みをしている理由を正直に話す

聞き込みをするときは、土地購入を検討しており、地域のことについて知りたいと正直に話してみましょう。

近所の人からするといきなり知らない人が訪ねてくるため、最初はどうしても警戒されてしまうでしょう。正直に理由を話して怪しいものではないとわかれば、いろいろと話してもらえる可能性が高くなります。

直接話しかけやすいタイミングをはかる

直接話しかけやすいタイミングで声をかけるのがおすすめです。いきなりインターホンを鳴らしても、怪しがられて応答してもらえない可能性があります。

インターホンではなく直接声をかけることができれば、話してもらえる可能性が高まります。たとえば庭で子どもと遊んでいるときや、車を洗車しているタイミングなど、直接話しかけやすいタイミングで声をかけてみるとよいでしょう。

教えてもらえないのが“当たり前”

近所の人に聞き込みをしてもプライバシーに関わることもあり、警戒されて詳しく教えてもらえないケースがほとんどです。そのため、教えてくれないから不親切な人なのではなく、これが当たり前だと思っておきましょう。

また、声のかけ方や態度は、礼儀正しくするように心がけましょう。もし適当に話をしてしまい悪い印象を与えてしまうと、いざ購入したあとによい関係を築けなくなるかもしれません。

いろいろと教えてくれる親切な近所の人は、忙しい時間を割いて教えてくれているのですから、敬意を込めて聞きましょう。

お礼に手土産を持って行く

タオルや洗剤などの手土産を持って聞き込みをするのもひとつの方法です。粗品を持って行くと、インターホン越しでも直接お会いする口実をつくることができ、近所の方に好印象を抱いてもらえやすくなります。

聞き込み以外の最終チェック

土地を購入する前に行う最終チェックで、聞き込み以外でおすすめの方法を紹介します。次のことを行うだけでも、新たな発見ができる可能性があります。土地のマイナス面だけでなく、新たな魅力に気づくこともあるでしょう。

  • 実際に足を運んで周辺を歩き回ってみる
  • ゴミ捨て場や路上駐車などをチェック
  • 通勤時間に会社まで移動してみる
  • 時間帯や曜日を変えて見に行く
  • 近くの不動産会社や個人経営のお店を訪ねる

実際に足を運んで周辺を歩き回ってみる

実際に土地の周辺を歩き回ると、新しい情報が得られる可能性があります。駅やバス停など交通機関までの実際の道のり、通行人の年齢層や通行量、空き家の数など、実際に歩き回ることでさまざまな情報が入ってきます。

時間に余裕があれば、視覚や聴覚、嗅覚など五感を働かせながら、何度も歩き回ってみてもよいでしょう。

ゴミ捨て場や路上駐車などをチェック

ゴミ捨て場や路上駐車の状況を確認してみましょう。ゴミ捨て場が購入予定の土地に近すぎると、悪臭やゴミの散乱などに悩まされるかもしれません。

また、ゴミ捨て場は住民の性格が垣間見ることができるポイントです。もし可能であれば、ゴミの収集前の時間帯に確認することをおすすめします。

決められた時間にゴミを出しているか、きちんと分別されているか、ゴミの出し方が乱雑ではないかなどを確認して、地域のマナーやモラルなどを知る判断材料にしてもよいでしょう。

また、路上駐車は交通事故の原因にもなり、非常に危険です。近所で路上駐車をしている光景をよく見かけたりしないか、アイドリングしている車が多かったりしないかなども確認しておきましょう。

通勤時間に会社まで移動してみる

実際の通勤時間に会社まで移動してみましょう。実際に移動することで、想定よりも電車やバスが混雑したり、道路が渋滞したりなどが判明する場合があります。

「思っていたイメージと違う」と購入してから後悔するより、購入する前になるべく手間と時間をかけて確認することが大切です。

時間帯や曜日を変えて見に行く

時間帯や曜日を変えて見に行くと、新たな発見があるかもしれません。

たとえば夜間の時間帯に見に行くことで、道路の暗さや近所の生活音の大きさなど日中ではわからない発見があるかもしれません。

また、平日と休日で周辺の交通量が変わるため、なるべく時間帯や曜日を変えて確認しましょう。

近くの不動産会社や個人経営のお店を訪ねる

仲介を依頼していない近所の不動産会社や、個人経営のお店などに訪れるのもひとつの方法です。

近所への聞き込みをするより、接客対応してくれるお店を訪ねるほうが難易度は低くなります。繁忙時ではないかタイミングをはかる必要はありますが、もし忙しくなければいろいろと地域のことについて詳しく教えてもらえるでしょう。

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