購入時期は未定だけどモデルルームを見学したい!見るだけっていいの?

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購入時期は未定だけどモデルルームを見学したい!見るだけっていいの?

注文住宅のモデルルームは、すぐに購入する予定がない状況でも見学はできるのでしょうか。モデルルームは非常に豪華な仕様やつくりになっており、家の購入予定がなくとも「見るだけ見たい」と思う人は多いです。

この記事では、購入時期が未定の人向けにモデルルームの見学について解説します。

購入時期が未定でも見学してよい!

モデルルームは購入時期が決まっていない状況で見学をしても問題ありません。将来注文住宅を検討するうえでも、モデルルームは早い段階で見学しイメージをもっておくことは重要です。

「いますぐ客」はほとんどいないと担当者は理解している

担当するスタッフは来場客をすぐに家づくりを検討したい「いますぐ客」として見ているわけではありません。担当者は来場客がこれから時間をかけて家づくりの可否、またはメーカー選定を行っていくことを知っています。

では何のために担当者は対応するのでしょうか。それは、アンケートに記入してもらいたいからです。モデルルーム見学時にはアンケートの記入を求められます。アンケートには氏名や住所、連絡先のほかに現時点の要望や希望エリアなどの記入欄があります。

担当者はアンケートを入手することで定期的な情報展開を来場客に行うことができ、将来家づくりを検討するようになったタイミングを逃さずアプローチができます。

担当者はまず来場客によい印象を持ってもらい、素敵な家だと理解してもらうことに専念します。そのため、購入時期は未定でも担当者に相手にされないということはないので安心しましょう。

モデルルーム見学は将来家を建てるために必要!

注文住宅を建てる際、モデルルームを複数社見学することが重要です。たくさんのモデルルームを見学すると、自分に合った家のデザインをイメージできるようになります。

また、購入時期が未定でも、モデルルームを見学する内に家のイメージができ、購入意欲が上がるといったケースも多いです。失敗しない家づくりを進めるために、なるべく早い段階でモデルルームを見学し、将来に向けた情報収集をしましょう。

明らかな景品目的での来場はダメ

モデルルームの見学は自由にできますが、明らかな景品目的の来場はマナー違反ですのでやめましょう。注文住宅の来場景品は豪華なことが多く、アンケート記入だけで5,000円分のクオカードをプレゼントするメーカーもあります。

そのため、景品目的でモデルルーム回りをする人も一定数います。なかにはアンケートに記入した個人情報を偽る人もいるようです。

メーカーとしては、真剣に家づくりを進める人に多くの時間を費やしたいと考えます。そのため、メーカーのキャンペーン情報や土地の新着情報は契約する可能性が高い顧客に優先的に展開されます。

景品目的の来場客は家を購入する可能性が低いとみなされるため、有益な情報の展開がされないことが多いです。そのため、景品目的で来場を繰り返すと、将来家を購入する時に大きな損をするおそれがあります。

家を将来購入する可能性が0ならば、モデルルームの見学は控えましょう。

購入時期が未定の場合の見学ポイント

購入時期が未定な場合にモデルルームを見学する際のポイントについて紹介します。

購入時期は未定であると最初に伝える

担当者には購入時期が未定である旨を伝え、「これから客」であることを把握してもらいましょう。これから客とは、いますぐ購入しないもののいずれ家を建てたいと考えている顧客のことです。

モデルルームの見学は、このような顧客がほとんどのため、あらかじめ伝えることで現状に合った説明をしてくれます。つまり、家づくりを進めるうえで、いまの内からしておくべきことを教えてくれます。

購入時期が未定の段階で購入ステップを知っておけば、購入時期が確定した段階で焦って準備することがなくなります。ゆとりを持った家づくりを進めるためにも、初期段階でしっかりと情報収集をしましょう。

総額がどのくらいかを確認する

モデルルームを見学する際には建物の説明を受けますが、どのくらいの建物費用になるのかも把握しておきましょう。

ただし、モデルルームは非常に豪華なつくりになっているため、現実的ではありません。

住宅金融支援機構の「2021年度フラット35利用者調査」によると、全国の住宅面積の平均は下表のとおりです。

住宅面積の平均
取得住宅の種類 住宅面積(㎡)
注文住宅 123.8
中古戸建 113.1
建売住宅 101.8

そのため、一般的な100㎡前後の家づくりにかかる平均的な建物予算を聞いておくことをおすすめします。

建物金額を聞いたとしても、担当者からの印象が悪くなるわけではありません。むしろ真剣に家づくりを検討している顧客だと思われ、より細かな情報を教えてくれます。さまざまなメーカーを比較するためにも、建物予算は必ず把握しておきましょう。

実際の建築事例を確認する

モデルルームは現実離れした仕様のため、具体的なイメージをつかむには、実際に建てた建築事例を見せてもらいましょう。特に、大きなリビングや吹抜けの設置は、実際の導入事例を知ることで間取りの要望に組み込むかどうかを判断できるでしょう。

単純に大きなリビングが欲しいという要望と25畳のリビングが欲しいという要望では、間取りの精度が大きく変わります。そのため、実際の建築事例を確認し、建てたい家のイメージをより具体化させましょう。

見るだけならオンライン見学もおすすめ

最近では、モデルルームの見学はオンラインが主流になりつつあります。自由に歩き回れないオンライン見学ですが、購入時期が未定、担当者と話すのが面倒などの状況では大変有効です。

オンライン見学のメリットを紹介します。

感染症対策になる

そもそもオンライン見学が流行った要因として、新型コロナウイルスの流行があります。オンライン見学は、不特定多数の人が出入りするモデルルームの来場を避けられるため、感染症対策として有効です。

オンライン見学をするうえで、細かな部分が確認したいという要望がある場合には、実際にモデルルームで見学しましょう。オンライン見学でおおまかな確認を行い、最終的なイメージづけのためにモデルルーム見学を併用するという方法が人気です。

個人情報を伝えずに見学できる

好きな時間に担当者の案内なしにモデルルームの見学ができるようなオンライン見学のサービスでは、個人情報が不要なケースがほとんどです。

しつこい営業をされたくない人や住所をみだりに公開したくない人に、オンライン見学はおすすめです。

しかし、時間を決めて担当者が画面越しに案内をしてくれるようなオンライン見学のサービスでは、事前に個人情報を伝える必要があるケースもあります。

短時間で多くの家を見学できる

通常、モデルルームをひとつ見学する場合、約1時間〜1時間半の時間が必要です。その点、担当者なしのオンライン見学では、早ければ10分前後で完了させることも可能です。

担当者の案内があるオンライン見学でも、担当者があらかじめ定めたルームツアーを行うため、現地で見学するよりも時間を短縮できます。
担当者がいる場合では、時間に遅れることのないように注意してください。時間通りに参加できるように、通信状態が良好であるかも確認しておきましょう。

担当者がいてもいなくても、オンライン見学は1日で多くのモデルルームを見学でき、効率よくメーカーの比較検討ができます。

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