【家づくりの流れ】家を建てるには何をすればいい?入居までの6つのステップ

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【家づくりの流れ】家を建てるには何をすればいい?入居までの6つのステップ

家は、建てることが決まってからが大変です。これから何十年間も住み続ける家を建てるのですから、簡単なことではありません。その一方で、自分の理想を形にできる楽しい作業でもあります。家を建てるには、どんなステップがあるのか確認しておきましょう。

家を建てるには「家づくりの流れ」をチェック

念願叶って家の建築を決めたら、どういった流れで家を建てるのかを把握しましょう。

家を建てると決めただけでは、計画はまったく進みません。家を建てるまでの流れを知り、それぞれどのようなことをするのかを把握しましょう。

家を建てるまでの流れは、次のようになっています。

  1. 情報収集~資金計画:3カ月
  2. 土地探し&ハウスメーカー選び:3カ月~4カ月
  3. 家の設計:1カ月
  4. 住宅ローンの契約:1カ月
  5. 家の施工:4~5カ月
  6. 入居

① 情報収集~資金計画(3カ月)

最初に行うべきことは情報収集です。そしてどのくらいの予算があればどのような家を建てられるのか、住宅ローンをどうするのかなどの資金計画も必要です。一般的に3カ月ほどかかりますが、家族構成によっては同居する家族とイメージを共有する必要もあり、それ以上の時間が必要になることもあります。

資金計画はあくまでもシミュレーションです。モデルハウスに足を運んだり、ハウスメーカーの担当者から話を聞いたりしていくうちに具体的になり、計画は変化していきます。まずは簡単に、月々どれくらい払っていけるのかを考えておくとよいでしょう。

情報収集を行う

最近はインターネットで検索して簡単に不動産に関する情報を収集できるようになりました。家に居ながらスマートフォンやパソコンで、希望する地域の土地の情報を見ることもできれば、さまざまな家の間取りを調べることもできます。

ほかにも多くのハウスメーカーが集まる住宅展示場は、実際に各メーカーが設計建築した物件を比較することが可能です。

資金計画を立てる

さまざまな住宅情報を収集していくうちに、希望する家を建設するにあたって、どのくらいの金額が必要なのか少しずつ見えてくるでしょう。一方で現在の世帯年収から、毎月どのぐらいの支払いができるのか、また頭金の金額をどうするのかなどの、大まかな資金計画が定まっていきます。

重要なのは「現在の世帯年収においての借入可能額」と「毎月の支払い可能額」を把握することです。この2点を把握しておくと、資金計画が立てやすくなります。

② ハウスメーカー選び&土地探し(3~4カ月)

家を建てるときはハウスメーカーを探すのが先か、それとも実際に住宅を建てる土地を探すのが先か悩むところです。結論としては、同時並行として進めていくのを前提とするのが正解かもしれません。

あえてどちらを重視して先に考えるかというなら、ハウスメーカー探しを優先するほうがよいでしょう。

ハウスメーカーを絞り込む

土地よりハウスメーカーを先に検討する理由は、ハウスメーカー独自のネットワークによる土地情報が手に入る可能性があるからです。

契約を結ぶ建設会社やハウスメーカーが限られている「建築条件付の土地」については、その条件を満たす各ハウスメーカーが情報を持っていることがあります。また実際にハウスメーカーの担当者より、住宅に関する話を聞くことで、自分たちがイメージしている間取りなどに必要な土地の広さや形状、条件などが見えてくることもあります。

ハウスメーカーと土地探しは、ある程度は柔軟に対応するのが理想ですが、早い段階でハウスメーカーの話を聞いておくのがおすすめです。

不動産会社に土地の仲介を依頼する

土地や建物を扱う不動産会社に対しても、土地の仲介の依頼をしておきましょう。そうすることで、希望する条件に見合った土地の紹介を受けることが可能となります。

希望するハウスメーカーではない、建築条件付の土地を紹介される場合もあるため、頭を悩ますことになるかも知れません。それでもハウスメーカーだけに頼る場合とは異なる情報を得られるのは大きなメリットです。土地探しとハウスメーカー選びは、どちらも並行して進めていくことが重要です。

③ 家の設計(1カ月)

土地とハウスメーカーが決まったら、いよいよ家の設計です。これまでの情報収集や家族との話し合いを反映しつつ予算とすり合わせていくことで、現実的な設計へと落とし込んでいきます。

自分たちのイメージを的確に伝えられるようにしておきましょう。

ハウスメーカーに要望を伝える

ハウスメーカーに要望を伝える際には、家族との間でイメージを共有しておくことが大事です。よくある例としては、女性のリビングとキッチン、水回りに対する要望と、男性のリビング周辺の要望に整合性がつかないことがあります。そのままどちらの要望も反映すると、結果としてどっちつかずの中途半端な設計になってしまいます。

しっかり家族のイメージを共有し、同じ方向性になるよう事前に話し合うことが大切です。専門誌やWebサイトで掲載されている間取りをまとめておき、それをもとに話し合うのもイメージを共有する方法として有効です。ハウスメーカーの担当者はプロですから、どのような説明であってもくみ取って実現に向けて努力します。

見積もり金額と相談

ハウスメーカーに伝えた要望から、設計図と見積もり金額が提示されます。ここで希望どおりであれば、このまま契約を進めることになりますが、多くの場合は修正が必要となります。設計図のイメージが異なる場合は、改めて要望を伝え直すことになります。

ハウスメーカーに設計図の修正をお願いするときに、要望に無理があったのか、それともうまく伝わらなかったのかによって、要望を変えたり伝え方を工夫したりする必要があります。また予算を大きく超えている場合は、要望の修正や取り下げが必要です。

最近ではテレワークの普及にともない、男性から書斎の要望が増加していますが、最初に取り下げられる要望も書斎であったりします。

④ 住宅ローンの契約(1カ月)

ハウスメーカーとの建築プランがまとまったら、工事請負契約を締結します。その後、市町村の建築許可を受けて、住宅ローンの本申請、契約を行います。一連の手続きはハウスメーカーが手伝ってくれるので、指示に従って必要な書類をそろえていきます。

⑤ 家の施工(4~5カ月目)

いよいよ家の施工がはじまります。施工中に自分のできることは、ほとんどありません。それでも家の施工がはじまる前に、工事を取り仕切る棟梁などの関係者と顔合わせを行うことをおすすめします。もちろん完全にお任せでも問題ありません。しかしこれから長きにわたって暮らす住まいをつくってもらうのですから、よい関係を築いておきたいところです。

⑥ 入居

事前の申請と相違がないことを、市町村に確認審査してもらいます。ハウスメーカーや施工業者と立ち合いを行い、問題がなければ引っ越しをして入居となります。

あとは手をかけ苦労して手に入れた、夢のマイホーム生活を楽しむだけです。

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